2022年2月9日 18:30
劇団EXILE・小野塚勇人、NON STYLE・石田が4年構想した舞台で主演に
「伝説の横綱が立ち上げた相撲部屋の話で、僕を含めて4人の息子は、キャラクターもバラバラな上に、誰ひとり相撲に向いてない体型で全然強くないんです。僕の役はその中の末っ子なんですが、厳しい兄弟子の前でだけちゃんと稽古するような要領のいいお調子者。僕はどちらかというと“受け”の芝居が得意だったんで、自分発信で場の空気を動かしていく難しさを感じています」
しゃべらず笑いを起こすため、現在、絶賛“動き”について研究中とか。
「動きで観客を惹きつける人といったら、チャップリンとかブルース・リーとか結構いますよね。直接的に真似するわけではないけれど、いろんな動きをストックして、それがどこかにハマればいいかなというくらいなんですけど。心強いのは、稽古場に石田さんがいてくださること。コメディってやればやるほど“面白い”がわからなくなってくるんです。でもそこは石田さんが見極めてくださるだろうから、とにかくみなさんと思い切りやれたらと思っています」
もともと家族ぐるみでお笑い好きで芸人さんにも詳しいそう。
それゆえ芸人さんへのリスペクトも強い。
「笑わせるのって、脚本以上に演じる側の表現力とかセンスが重要で、言い方ひとつ、タイミングひとつで、笑える場面が全然笑えなくなったり、その日のお客さんの空気で笑う場所が変わったりするんですよね。