2022年3月3日 19:00
『金魚妻』の篠原涼子「岩田剛典さんは全部が魅力的」撮影現場の裏側を語る
ただ、それだけでは人間味がなくなってしまうので、自分を守ろうとする芯の強さみたいなところは持っていたいなと。自分を大切にしたいとか他人に対する思いやりには共感できたので、演じやすいキャラクターではありました。
―本シリーズには、金魚妻のほかに外注妻、弁当妻、伴走妻、頭痛妻、改装妻といったさまざまな秘密を抱えた妻たちが登場します。篠原さんが気になったのはどの妻でしょうか。
篠原さん一番好きなのは、やっぱり自分が演じた金魚妻ですが、意外性があっておもしろかったのは弁当妻。一視聴者としても「もしこんなことが起きたら……」と考えて、すごくドキドキしてしまいましたから。想像を超えてくるところもあったので、見応えがありましたね。みなさんも、「自分だったらどれかな?」と当てはめながら観るのが楽しいと思います。
ひらめきと刺激をもらいながら演じていた
―今回、相手役を務められた春斗役の岩田剛典さんとの共演で、印象に残っていることがあれば、教えてください。
篠原さん岩田さんとは同じ場所での撮影が多かったので、浅草に行ったシーンでは本当に外に遊びに行っているような感覚で楽しかったです。現場では彼のお芝居を見て、「こうくるなら私はこういう表現にしてみよう」