2022年3月13日 20:10
一級建築士が絶対に選ばない! 「1人暮らしの賃貸物件」基本のき
また、平日と休日とでは、周囲の環境に変化がある場合もありますから、音が気になる方は、日にちや時間帯を変えて複数回の内見をしてみましょう。また、不動産屋さんに騒音についての苦情の有無も確認したほうがいいですね。
ーーでは、お悩みの方のように実際に住んでしまった場合は?
ホームセンターやネットで、簡単に貼ったり、設置したりできる防音材は購入できるので簡易的な対応策は取れます。気密性に対しては内窓をつけるという手もあります。でも、私はやはり、そういう物件を選ばないことに目を向けるべきだと思います。金も時間も労力もかかるじゃないですか。それより、内見や事前調査に時間を割くべきです。物件を選ぶ際は、防音に対する仕上げ方を必ず確認しましょう。
ーー以上、一級建築士が絶対に選ばない! 「1人暮らしの賃貸物件」でした。参考にしてくださいね。
「音が漏れやすい部屋」注意点をおさらい
教えてくれた人
リクドウさん一級建築士。設計事務所の管理建築士。普段の仕事は、公共、商業施設の設計がメイン。住まいに対するモットーは「自分らしくいられる、憩いの空間であるべき」。
©Lesia_G/Getty Images
文・伊藤順子
不動産会社の女性経営者が教える! プロがこっそり本音を漏らした「ふたり暮らしするなら避けたいNG間取り」