2022年4月17日 20:10
田中哲司×大森南朋、新作舞台での「僕らの目標は、どれだけクズになれるか (笑) 」
大森:これまでの2作より暴力的な感じですね。
田中:登場人物にかわいげがない。まだ先が読めないけど、相当テンションの高いぶつかり合いになりそうな気がする。大森くんの役の人物紹介の最後に「クズ」って書いてあって、それがちょっと面白かった。
大森:赤堀くんに普段そう思われているんじゃないかと心配になりました。今回少しダラシない役で、稽古終わって家に帰ってどんな顔していいのかわからないです(笑)。
田中:僕は赤堀くんの台本はやりやすいんだよね。セリフがスッと入ってくるし、しゃべりやすいし。
大森:僕は、このユニットでやってると、毎回キャッキャしちゃいます。とくに哲さんとの芝居はそう。
田中:たまに笑いをこらえるのに必死になる。
大森:仲のいい人との芝居は笑っちゃうんですよ。平静を装ってても、ふたりとも目の奥が笑ってたり。
田中:でも、それくらい信頼してるってことで。普段板の上に立つときは緊張感を保っているけれど、大森くんとだと何が起きても何とかしてくれるから大丈夫って安心感がある。
大森:それは僕もです。
もちろんちゃんとやることはやるけれど、万が一何かミスしたとしても、どっちが何を間違えたのかわかんないくらいのニュアンスになりますし。