2022年4月21日 19:10
ラテマネー、サブスク代を見直すべき? プロが教える、お金を増やす“3つのタスク”
貯蓄でなく投資で、資産形成を!
かつては働いて貯金すればお金を増やせたが、社会情勢の変化により収入も増えにくくなった今は、お金に働いてもらうことが必要。
「昔は賃金上昇率も金利も高く、預金しておくだけでお金がどんどん増えました。しかし今は超低金利。預金ではお金は増えません。お金に働いてもらう、すなわち、投資などでお金に金利を稼いでもらうことが必要です。人生100年時代になり寿命が延びたことで、長い老後の資金作りもしないといけない。日本の年金制度はしっかりしていますが、年金だけで生活ができるかというと、それは難しい。多くの人が貯蓄を取り崩していくことになります。
なのでその不足分は、自分でお金を増やして補填していく必要があります」
【経済のトライアングルを理解しよう】
個人が預けた預金を銀行が企業に貸し付けて、企業がさらに高い金利(物価)でモノを売ることで経済は回っている。今は預金金利がほぼゼロに近いため常に物価上昇率が預金金利を上回り、預金だけではお金が増えにくくなった。そこで投資を経済トライアングルに加えて、お金が増える新しい流れを作ることが必要に。
山中伸枝さんファイナンシャルプランナー、FP相談ねっと代表、公的保険アドバイザー協会理事。