くらし情報『凸凹コンビが事件を解決!? 日本文化の再発見ができるミステリー『ナゾトキ・ジパング』』

2022年8月2日 20:00

凸凹コンビが事件を解決!? 日本文化の再発見ができるミステリー『ナゾトキ・ジパング』

誰もが知っている日本の昔話や西洋の童話を、本格ミステリーへと大胆に変貌させたシリーズで人気沸騰。その青柳碧人さんが『ナゾトキ・ジパング』で選んだ題材は、桜やすき焼きなど、いわば「ザ・日本の文化」だ。興味津々。

日本文化にちなんだ不可解な事件を、留年生と留学生の凸凹コンビが解決。

凸凹コンビが事件を解決!? 日本文化の再発見ができるミステリー『ナゾトキ・ジパング』


「日本文化に詳しい外国人が探偵役というのは面白いかなと、まず決めました。あと、エラリー・クイーンの国名シリーズみたいなものを僕も日本の明治以前の国名、つまり藩でやってみたいなと思っていたんですね。伊勢海老とか紀州梅とか地名と名産物が結びついているものが結構あるから。ところが『薩摩芋』で書き始めてみたら、いくらなんでもマニアックすぎた。
そこで日本文化にフォーカスすることにしたんです」

主人公の長瀬秀次は、やや不出来な留年生だが、男子寮の代表になるほど人望がある。寮で秀次と同室となったもうひとりの主人公ケビンは、日本かぶれと言っていいほどの日本大好きオタク。〈ミョーデス〉と言いながら、深い洞察で数々の難問を解いていく。第1話「SAKURA」は、大学の旧学生会館でOBの遺体が発見され、秀次の後輩が容疑者に。桜に託されたダイイング・メッセージがカギになるミステリー。

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