2022年8月5日 20:30
荒牧慶彦「下の世代が育つ土壌作りを」 2.5次元舞台、プロデューサーとしての顔
さらに、昨年から期間限定ユニットとして水江建太さんと活動しているプロジェクト“まっきーとけんた”も、荒牧さんのアイデアを実現させたもの。ふたりが主演を務めたドラマ『たびくらげ探偵日記』では主題歌も担当し、アーティストとしてCDもリリース。ドラマと舞台のメディアミックスが話題となった『あいつが上手で下手は僕で』や、舞台で活躍する俳優がバラエティに挑戦した『ろくにんよれば町内会』も企画段階から関わっていたそう。まさに今、2.5次元舞台というジャンルを誰より盛り上げているのが荒牧さんだと言っても過言ではない。
「コロナ禍以前から、2.5次元という演劇ジャンルをもっと発展させるにはどうしたらいいかということはずっと考えていました。今の自分は、ありがたいことにたくさんの作品に携わらせていただいています。でも、僕も30歳を越えていて、将来的なことを考えると、今後の人気を牽引する下の世代が育つ土壌作りをしていく必要があるのでは…とか」
それについてもすでに着手済み。昨年、自ら代表を務める芸能事務所を設立し、今年、所属俳優を募集するオーディションを開催。
そこで合格した新人を、12月に明治座でおこなわれる自身の俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり』で披露すると発表している。