2022年11月18日 12:00
菅井友香「本当に認められるキャプテンになりたくて」 卒業までの7年間の道のり
「引っ張る」から「見守る」へ。後輩の成長に、次第に菅井さんのスタンスも変化していった。
「のびのびと表現する後輩を見て『かっこいいな』と思う瞬間が増えて…去年の今頃には『みんなに託して、私も次に進もう』と思うようになりました」
卒業後は、活動中からひそかに温めていた「卒業後にやりたいことリスト」を実現したいそう。
「一番は福島の乗馬クラブにいる私が名付け親になったポニーのマーブルに会いに行くこと!あと英会話教室にも通いたいです」
生きるとは変わること。いくつもの壁を乗り越えた菅井さんの7年。一番の変化だと思うことは?
「それはやっぱり自分を好きになれたこと。前は自信が持てなくていつも下を向いて歩いていて…(笑)。それは私という人間を信用できてなかったからなんですけど。
でも7年間いろんな方に応援していただいて、少しずつ自分を認められるようになって。その方たちへの感謝を忘れず、やり抜くと決めたことはベストを尽くす。そういう自分との約束を守ることで少しずつ自らを好きになれました」
成長し続ける一方、常に謙虚でやさしい。「変わらないこと」も菅井さんの大きな魅力。
「昔からの友人も『友香は変わらないね』って言ってくれます(笑)。