2022年12月23日 19:30
田中俊介、 山谷花純と語る「人とのつながりを拒絶したこともあった」つらさの乗り越え方
あとは、平波亘監督をはじめ、顔見知りのスタッフやいままで共演したことがある方と一緒に映画を作れる喜びも大きかったです。
―山谷さんも「この作品の終着点はどこなのかわからない」と感じたこともあったそうですが、演じるうえで悩むようなこともありましたか?
山谷さん私は特に悩むことはなかったですが、観客の一人として、この作品がどういうふうにできあがるんだろうというほうに興味がありました。そういった部分を現場で直接見ることができたので、すごく贅沢な時間を過ごすことができたと思います。
いつか一緒にと思っていたので、楽しみだった
―以前から、お互いに「いつかきっと」という言葉を交わしていたとか。どういったきっかけで、そういう話になったのでしょうか。
山谷さん最初に顔を合わせたのは、共通でお世話になっている内田英治監督のご飯会。田中さんのお話は内田監督からよく聞いていましたし、素敵な役者さんだなと思って見ていました。でも、まさかこのタイミングで共演できるとは。
思っていたよりも早く実現できたと感じています。
田中さんそうですね。僕もいつかご一緒したいと考えていたので、今回はすごく楽しみでした。