山田裕貴と間宮祥太朗も驚く、岡山天音のストイックぶりとは!? 映画『BLUE GIANT』で共演
山田:いや、めっちゃぴったりだなと思った。
間宮:…なんでアフレコの時に言ってくれないの(笑)。
山田:自分のことでいっぱいいっぱいだったからかな(笑)。
岡山天音:玉田は混じり気のないところから大を見つめ、ストレートに変化していく人物。漫画を読んで読者に近い存在だと思ったので、大と映画を観に来た人の架け橋的な役割を担えたらと。マジョリティの人が共感しやすい役というか。
間宮:声の芝居って普段の芝居の時のリズムよりワンテンポどころかツーテンポくらい早くセリフを出さないといけなくて。掛け合いのシーンでは、相手のアクションを受け、一度自分の中に入れてからリアクションを出すというテンポだと遅いし、本当に難しかった。
岡山:セリフを言うタイミングや、どういう表情から発せられた音なのかということも決まっているしね。実写では、制約はあるけれど、自分の感覚や生理から出てきたものをはめ込み、編集でコントロールしてもらうという道のり。でも、アニメだと逆で。映像に自分を沿わせていくのは実写と似て非なるものどころではなく、全然違う媒体だと思った。
山田:難しいよね。声の作品を一本通してやらせてもらう経験が初めてだったけど、以前、声優さんに「声優さんの演技を聞いていると自分の声には違和感しかない」