山田裕貴と間宮祥太朗も驚く、岡山天音のストイックぶりとは!? 映画『BLUE GIANT』で共演
という話をしたら、「一本通してやると変わると思う」と言われたことがあって。
岡山:そうなんだ。
山田:合格点や及第点が取れたとかではないし、正解が叩き出せた感覚もないけど、それが今回、ちょっとわかったかもしれないなとは思った。作品を一本通して役を生きたという経験は大きいなって。でも、日に日に“掴んできたな”という感覚が3人の中に生まれなかった?
岡山:え!…うん。
山田:あ、違うみたい(笑)。
間宮:多分、俺はそのくらいの時に、ようやくセリフを言うタイミングに慣れてきた頃だと思う。
岡山:一番最初のテストみたいな時、雪祈が話している絵に、「これしゃべっていいの?」という間宮くんの声が入っていたのを覚えてる。
間宮:あはは(笑)。
岡山:でも、そこからがすごかった。僕が出ていない場面で雪祈の声を聞いて隠れ泣きしたこともあったし、はたから見ると短期間でスキルアップしてて。声を選択するセンスとか、力を注ぐバランスとか、間宮くんの芝居はシュッとしてる。僕はそういうことができないから、すごいな、違う星の下に生まれた人だなって。
間宮:そういう天音は、前から思っていたけど本当にストイック。