家一軒買えるほど! 財閥の女性たちに愛された「超高級おひなさま」全貌公開
家一軒買える「超高額」おひなさま!
『三井家のおひなさま』展示風景
本展でもっとも目を引くのは、幅3メートルもある豪華なひな段飾りです。こちらは、北三井家(十一代)の長女、浅野久子氏の寄贈品。
昭和8年、北三井家の一人娘として生まれた久子氏の初節句用のために、京都の老舗である丸平大木人形店・五世大木平藏(1885–1941)に注文してつくられたものです。当時の金額で家が一軒買えるほどのお値段だったそうで、さすが名門の三井家。ひな道具には、三井家の家紋が蒔絵で表され、細部にわたるまで豪華なつくりになっています。
ほかにも、さまざまな人形や道具類がありますが、どれも当代一流の名職人がつくったものばかり。ひとつひとつ手が込んだ精巧なもので、見ていて飽きません。
眼福のおひなさまを愛でられる展覧会は4月2日まで開催中。
ぜひ本物をご覧になってみてください!
Information
会期:~4月2日(日)
休館日:月曜日、2/26(日)
会場:三井記念美術館
開場時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般¥1,000、大学・高校生¥500、中学生以下無料
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