年間約80泊! 女性キャンパーが“ひとりキャンプ”で自己肯定感が上がった理由
小さなキャンピングカーに乗り、愛犬と全国各地でソロキャンプ。自然の中で過ごす、自分を褒め甘やかす時間が最高の贅沢。
ひとりキャンプ×森 風美
「自分を褒める時間って、大事です」
アウトドア好きな家庭で育った森風美さん。大学生のとき、何か好きな趣味を作ろうといろんなことにトライしている中で、たまたま雑誌でかわいいきのこ柄のひとり用テントを発見。「こんなにかわいいテントがあるの?!」と衝撃を受け、それがきっかけでソロキャンプ道に入ったのだそう。
「もともとおままごとや、『あつまれ どうぶつの森』などが好きだったので、何かをかわいくコーディネートすることに興味はありました。それがアウトドアでできる、かわいくキャンプができるなんてびっくり。とにかくやってみたくなり、テントを買いました」
そこから始まり、現在は年間80泊ほどキャンプをするようになり、ソロキャンプが仕事にも繋がった。
自然の中でひとりで過ごす時間の良さについて伺うと、
「好きなギアに囲まれたお気に入りの空間で、他の人を気にすることなく、気ままに過ごせること。例えば私は早寝早起きのほうなんですが、朝5時に目が覚めた場合、誰かと一緒にいたら寝袋やマットを片付けるときに音を気にしてそーっとやったりしますが、ひとりだったらさっさと片付けて、テントもサクッと畳んで、8時にはもう観光に出かけられる。