くらし情報『500以上の温泉に入湯! 温泉マニアが語る“ひとり温泉”の醍醐味とは?』

500以上の温泉に入湯! 温泉マニアが語る“ひとり温泉”の醍醐味とは?

結果、人と行ったときの温泉は、泉質に関して自分がどう感じたか、あまり思い出せないことが多いんです。大好きな温泉だからこそ、そこで何をどう思ったか、どう感じたか…という“自分の感想”に集中したい。そう考えると、ひとりで行くのが一番いいんです」

あの温泉が気になる!と思ったら、すぐに調べ、ササッと予約し、自分のタイミングで出かける。自分のしたいことを自ら取捨選択し、行動に移す。すべて自己責任だからこそ、喜びはもちろん、失敗による苦い思いも味わい深い。

「仕事を終えて、車に乗って温泉宿まで行き、お茶を飲み、ビールを飲み、ゆっくりお湯に浸かる。そんなとき、“私はこれを、きっとこの先30年くらい…というか、一生繰り返すだろうな”と思う瞬間が、これまでに何度もありました。温泉が気持ちがいいということもありますが、一生ひとりで楽しめる趣味を手に入れたということ自体の喜びを噛み締めるのが幸せなんです」

自分を幸せにする方法を知っているということは、人生を生きる上で永井さんの大きな支えになっているのだそう。
「どちらかというと私は人付き合いが得意なほうではなく、また夫もかなり年上なので、孤独なおばあちゃんになるのかな、と思うことがたまにあります(笑)。

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