500以上の温泉に入湯! 温泉マニアが語る“ひとり温泉”の醍醐味とは?
想像すると悲しいし苦しいですが、でも、“私はこうすると楽しい気持ちになれる”という方法を知っているから、ある意味怖くない。人生を戦う武器を手に入れた、そんな気持ちになれるんです」
入った温泉について、ブログやツイッターで発信をしていたところ、それがきっかけで温泉に関する書籍を出版することに。ひとりで始めた趣味で、思いもよらぬ方向の扉を開くことにもなりました。
「ひとり温泉の経験を重ねる中で、ますます“私がどう思ったか”という“自分の声”に矢印が向くようになっている気がします。私は忖度なく、100%の優しさをもって自分に接したい。“他者が見る私”も大事ですが、まずは一番身近にいる自分が、私を大切に思い、肯定してあげることのほうが大事だと思います。そう言うと、めっちゃ自己愛が強い人みたいですが(笑)、でも究極、私が楽しかったらいいじゃないですか。人に気を使ってその喜びが減っちゃうなら、気兼ねなくひとりでその楽しさを満喫したいです」
ひとりで入湯、幸せ満喫。
ソロ活ってエコ、と笑う永井さん。
「わがままかなぁとも思うんですが、ひとりなら誰にも迷惑をかけないし(笑)。人を気にしないって、やってみると心地いいですよ」