世界で唯一現存する「美しい椅子」も登場! 北欧デザインを体感できる至福の展覧会
また、初任給をもらったときや結婚したときなど人生の節目に椅子を買うこともあるそうです。椅子が人生のパートナーって、ステキですね。
『ていねいに美しく暮らす北欧デザイン展』
第2章「デザインの源泉」では、北欧を代表するデザイナー10名による多くの作品を展示。
イッタラのデザイナーとして知られるフィンランドの巨匠、タピオ・ヴィルカラのガラス作品をはじめ、アルヴァ・アアルトやカイ・フランク、デンマークのフィン・ユールなどの作品とともに、デザイナーについても紹介されています。
織田さんは、「北欧デザイナーの多くは、自然界からインスピレーションを受けてデザインに生かしている」と解説。例えば、タピオのガラス作品《ウルティマツーレ》は、最北のラップランドでのとけゆく氷をイメージしたデザインになっています。
世界で唯一現存する椅子!
『ていねいに美しく暮らす北欧デザイン展』
また、第3章「心の居場所」では、北欧建材でつくられた部屋に家具や食器などを展示。照明も、北欧の光の変化を考えて演出されています。
本展で展示されているダイニングセットは、ふだん織田さんが自宅で使っているものを運んできたそうです。