日本を愛したディオール! チケット完売続出の「激レア展覧会」超人気のワケ
例えば、歴代デザイナーのドレスが展示されている部屋の壁には、高木由利子氏の写真が一面にかかっています。
ファッションの仕事に携わったあと写真家になった高木氏は、本展のためにディオールのドレスを撮影。園芸を愛したディオールに敬意を表し、花を手にしたモデルの姿なども見ることができます。
『クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ』展示風景(筆者撮影)
(右)牧野虎雄《朝顔》1945年頃東京都現代美術館蔵、(左)牧野虎雄《鹿の子百合》1925年頃東京都現代美術館蔵
また、「ミス ディオールの庭」と題された展示室は、日本庭園をイメージした空間で、花や植物がデザインされたドレスが並んでいます。東京都現代美術館が所蔵する作品も一緒に展示され、ドレスとアートのコラボも大変美しいです。
『クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ』展示風景(筆者撮影)
(左奥3点)アンディ・ウォーホール《マリリン・モンロー》1967年東京都現代美術館蔵
ちなみに、本展は撮影OK。どの展示室もため息が出るほど美しい雰囲気で、間違いなく映える写真が撮れます。
ただ、大変人気のある展覧会のため、4月までの日時指定チケットはすべて完売。