長澤まさみ「笑顔でいるのも大変だと感じている」裏に隠された意外な思い
特に、日本のお笑い芸人さんがされているようなことは、その方のキャラがあっておもしろいパターンが多いので。
―長澤さんのなかにあるコメディセンスに影響を与えている人はいますか?
長澤さん私が大好きなのは、大人計画のみなさんです。俳優でありながら、それぞれの世界観がきちんと確立されている方々なので、そういうところが魅力的だなと。あの感じがうらやましくて、いつも憧れています。
―今回の出演を通して、改めて「笑い」とは何か考えたこともあったのではないかなと。
長澤さんやっぱり難しいなと感じました。たとえば、ここで笑ってもらえたらうれしいなと考えるところがあっても、ほかの人は意外と違うところでおもしろいと思ってくれることも多いので。上手くハマるときもありますが、その感覚がつかめないときもあるので、本当に難しい分野だなと感じています。
ほめられるようになって、笑顔でいられるようになった
―ちなみに、最近一番笑った出来事は何ですか?
長澤さんもうすぐ『ロストケア』という映画が公開になりますが、共演している松山ケンイチさんが突然私に向かって「やっぱりまーちゃんと呼ぼう」と言い出したことです(笑)。