『変な絵』が33万部突破! ホラー作家・雨穴が明かす“ぞっとするもの”の書き方
見た感じに怖いものを作ろうと思うと、怖そうな文字や、「血みどろ」みたいな言葉をたくさん使うようなことになると思うんですけど。そうじゃなくて、それを書いている人が本当にいるというふうにイメージし、“極限まで心を理解することを考えると、怖がらせはしないけど、ぞっとするもの”が書けるのかなと、自分では思っています。
うけつウェブライター、ホラー作家、YouTuber。オカルトのエッセンスや工作を取り入れた作風が特徴で、YouTubeでは自身がストーリーテラーとなる動画を中心に投稿を行う。『変な家』(飛鳥新社)に続く最新作『変な絵』(双葉社)は33万部を突破し、各書店の売り上げランキング1位を独占するなど大きな話題に。
ブログに投稿された風に立つ女の絵、消えた男児の描いた灰色に塗りつぶされたマンションの絵、山奥の遺体が遺した震えた線で描かれた山並みの絵…。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは。長編小説最新作『変な絵』は、現在発売中。
1540円/双葉社
※『anan』2023年4月5日号より。写真・雨穴インタビュー、文・重信 綾
(by anan編集部)
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