実際どれくらい節税できるの? anan世代向け、所得控除の対象項目5つをチェック!
フリーランスの場合…翌年の決められた期間内に確定申告する。
確定申告書に必要事項を記入して、支払金額を証明する書類とともに税務署に提出(e‐Taxは添付・提示不要)。所得税の申告は2023年分なら翌2024年の2月16日~3月15日に行うのが原則。フリーランスの場合は、所得控除で課税所得が減れば納税額が減り、源泉徴収税が支払金額から予め引かれている場合は、多く引かれた分の金額が戻ってくる。
CHECK 3所得控除で所得税はどれくらい減る?
会社員のアン子の場合…給与収入450万円(給与所得350万円)だとすると?
・生命保険料控除…月3000円(年間3万6000円)
・小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)…月2万3000円(年間27万6000円)
所得税が2万850円減る!
アン子は生命保険に加入していて、年間の掛け金の合計が3万6000円。iDeCoにも加入していて、掛け金は会社員の上限である月2万3000円、年間27万6000円が全額控除になる。つまり課税所得からその金額が引かれるからけっこう大きい。この2種類の所得控除があった場合と、なかった場合を丸山さんに試算してもらうと、差額はなんと2万850円に。