萩原利久、『月読くんの禁断お夜食』で料理を練習 「キャベツの千切りが溜まる一方で (笑) 」
――座長としてどのような意気込みを持っていらっしゃいますか?
萩原:クランクインして半月以上経ちますが、実はまだトリンドルさんと、月読の兄役の浅香(航大)さんとしかご一緒していないんです。こんなに他の方と会わない主演は初めてで、この前、制作発表でキャストの方々と会った時も「はじめまして」とあいさつしたぐらい(笑)。だから、今のところあまり座長感はないです。
セリフのラリーは、受けのラリーによってうまくいく。
――萩原さんは子供時代に『めちゃイケ』で“オカレモンJr.”を務めていたというユニークな経歴もお持ちですが、役者になったきっかけは、どんなことですか。
萩原:この世界に入りたかった一番の理由はすごくシンプルで、目立ちたかったからです(笑)。小3の頃に流行っていた小島よしおさんに会いたかったですし、学校で人気者になりたいとか、注目されたいと思ったのがはじまりかも。最初は子役として違う事務所に入っていたんですが、中1の時に菅田(将暉)さんと兄弟役で共演することがあって。
それまではほとんどの現場で、子役という立ち場だったのですが、その現場では一役者として接してくださったんです。それで、緊張してかちこちになっていたら、菅田さんが声をかけてほぐしてくれて。