萩原利久、『月読くんの禁断お夜食』で料理を練習 「キャベツの千切りが溜まる一方で (笑) 」
逆に言えば、興味がなくなったら辞める可能性もあるということですが、ありがたいことに主演などもやらせてもらって、毎日楽しいです。
――他の役者さんから、お芝居の刺激を受けるのはどんな時ですか。
萩原:直接、芝居のやりとりをしている時が多いかな。それこそ、自分が想像していなかった芝居が出てきたりとか、何か今ハマった気がするとか、そういうものが見つかった時ですね。あとは、自分にはできないことができる役者さんに出会った時とかも。
――例えば?
萩原:僕は集中力が長時間続かないタイプだから、スイッチのオンオフを結構カチカチと小刻みにしているんです。だから、朝から晩までとか、“段取り”の段階から全力投球し続けられる人を見ると、スペックの違いを思い知らされて「この人すごいぞ」って思います。例えば、映画『牛首村』で主演を務めたKōki,さんとか。
初主演なのに、朝イチで泣くシーンの段取りから全力でお芝居をしているのを見て、座長としてみんなを引っ張っていて、すごいなって思いました。
――演じるのにいろんなタイプの人がいる中で、萩原さんは省エネタイプなんですね。
萩原:省エネです。100あるパワーを小刻みに減らしていく感じ。