三浦大知、『RRR』は「エンターテインメントに関わる人、全員が観たほうがいい」
エンドロール後は、劇場が拍手に包まれて…。最高の映画体験でした」
“観たことのない絵”とは、この作品のトレードマークでもある“ヒロイック・フレーム”と呼ばれるキメ絵のこと。そしてそれが単なる派手な絵作りにとどまらないところにも、心を掴まれたそう。
「例えば、冒頭の“ラーマvs大群衆”とか、そんな大人数を相手に1人で戦うなんて、普通はあり得ないですよね。その映像のインパクトはさることながら、同時にラーマの強い信念を表すシーンでもあり、のちにつながる物語の起点にもなっている。あと、ビームとラーマが出会い、意気投合して水中で歩きながらハイタッチするシーンも印象的。すごすぎて笑っちゃいますが、二人のドラマを描くために必要な場面でもあります。本当にかっこいいエンターテインメントって、僕が子どもの頃から好きなマイケル・ジャクソンしかり、もう笑いがこみ上げてくるというか。
そういう絵の強さと、ストーリーテリングがリンクした状態が3時間ずっと続いていく。とにかくこの映画はエンターテインメントに関わる人、全員が観たほうがいいと思って宣伝しまくっています」
話を聞いていた周りのスタッフのみなさんが「うん、うん」