くらし情報『「期待を裏切ることをいつも考えている」“ノンバイナリー”を公言した女性監督の戦いと支え』

「期待を裏切ることをいつも考えている」“ノンバイナリー”を公言した女性監督の戦いと支え

ローラ・キヴォロン監督 & アントニア・ブレジさん

「期待を裏切ることをいつも考えている」“ノンバイナリー”を公言した女性監督の戦いと支え


本作で長編映画監督デビューを果たして大きな注目を集めているローラ監督(写真・左)と、共同脚本を務めるかたわら主人公のジュリアが心を許す女性オフェリーも演じた俳優のアントニアさん(右)。公私ともにパートナーでもあるおふたりに、作品が完成するまでの裏側やお互いへの思い、そして東洋思想から影響を受けていることなどについて語っていただきました。

―ローラ監督は子どもの頃から近所で若者がモトクロスをしている環境で育ったそうですが、そのときから興味を持たれていたのでしょうか。

ローラ監督以前からバイクには力強さとスピード、そして激しさを凝縮したような一面があると感じていましたが、何よりも自由を象徴する存在だと思っていました。そんななか、2015年にSNS上で目にしたのがクロスビトゥームの映像。彼らのやっていることの華々しさと情熱に加えて、どこかポエティックなものに魅了されて会いに行きました。彼らの強い連帯感や楽しんで練習している姿が純粋に美しかったのもありますが、彼らのなかにパリ郊外で生まれ育った頃の自分を思い出す部分もあったので、そういう意味でも惹かれたんだと思います。

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