くらし情報『黒島結菜「セリフを何度も何度も口に出すうち、役の人物像が見えてくる」 6年ぶりに舞台出演』

黒島結菜「セリフを何度も何度も口に出すうち、役の人物像が見えてくる」 6年ぶりに舞台出演

電車や喫茶店でふいに隣の会話が聞こえ、耳を傾けているうちに、ついクスッとしてしまったり、共感してしまったことはないだろうか。岩松了さんの舞台を観ていると、そんな見知らぬ誰かの会話を盗み聞きしているような感覚になる。説明的なセリフはないし、何か大きな事件が起きたりもしない。けれど、淡々とした会話劇に目を凝らすと、登場人物たちの関係性や各々の思惑がじわじわ透けてきて、水面下でのドラマに釘付けにされていく。6年前、舞台『少女ミウ』でその岩松作品を経験した黒島結菜さんは、当時を「すごく楽しかった」と振り返る。
黒島結菜「セリフを何度も何度も口に出すうち、役の人物像が見えてくる」 6年ぶりに舞台出演


「岩松さんの稽古は厳しいと聞いていたので最初はすごく緊張していました。確かに、同じシーンを何度も何度も繰り返して稽古するので厳しいと言えばそうですけど、私にはそれが合っていたんですよね。岩松さんって、役について説明されたりはしないけれど、演出の中で『このセリフはこう言ってほしい』と結構おっしゃるんです。
その通りにセリフを何度も何度も口に出しているうちに気持ちが追いつくのか、役の人物像が見えてくる気がして、すごく面白かったんです」

そこから、独特の世界観のとりこになったのか、以降の岩松さんの舞台はほとんど観ているのだとも。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.