上白石萌音「心をいっぱい動かした」教師の父親と一緒に通った思い出の場所
一番圧倒されたのは、「赤の女王」のマスクです。その展示室に差し掛かったときは、なんともいえない気持ちになりました。学芸員さんのお話によると、これを逃したら今後見ることができないかもしれないくらい貴重なモノということでしたので、ぜひこの機会を逃さずに見て、感じていただきたいと思います。
ある者を憑依させて…
《赤の女王のマスク・冠・首飾り》展示風景
――音声ガイドの収録は、いかがでしたか?難しいところなどありましたか?
上白石さん私は、音声ガイドを録るのが大好きなので、とても楽しみながらやらせていただきました。メキシコは住んでいましたが知らないことがたくさんあって、本当に勉強になることばかりでした。いろいろ学んだので、友だちに知識をひけらかしているところです(笑)。
収録では、ある者を憑依させて読むところが台本にあり、そこが難しく感じました。ある者、というのは、展示されている「赤の女王」で、その女王を憑依させて読む場面があり、難しかったのですが、がんばりました。
この部分は、ぜひ聴いてほしいです。
――今回のお話がきたときは、いかがでしたか?
上白石さん本当にうれしかったです。