細田佳央太、新アリエル・豊原江理佳の発言に感激「一番、うれしい」
自分に近いところがたくさんあって、演じることが楽しみです。
細田佳央太さん
ーー具体的には、演じる役とどのようなところが似ている、もしくは共感できると思いましたか?
豊原さん幼い頃、誰かを世話したり、一緒に何かをしたり、お姉さんのようなことをするのが好きでした。人と関わって何かをしてあげたいという気持ちは、ヒッコリーと似ていると思います。
細田さん僕の母はとても厳しくて、欲しい物があっても「今度ね」と先延ばしにされていました。ですから、物に対して、わがままを言うことはありませんでした。
メルセデス・アイスは、あれが欲しいこれが欲しいと物に対して子どもらしくわがままを言います。そこは僕と似ていませんが、誰もがわがままな気持ちは持っていると思います。自分のなかの譲れない気持ちを、どのようにして役に昇華させていこうかと考えました。
映像作品の場合、本読みをしないで撮影に入ることもあります。ありがたいことに、舞台は稽古の期間があるので、その時間を1秒も無駄にせず、吸収していきたいと思っています。
豊原江理佳さん
ーー稽古をすることによって、生まれるものがありそうですね。
細田さん役作りは個人で行うものと思っていますが、稽古の期間があると、みんなで作っている感覚が強くなり、心強いですし、心が軽くなるような気持ちになります。