『アルプスの少女ハイジ』がまさかの18禁に!? 暴れまくる最強のハイジに世界が注目!【映画】
今回は、制作の裏側についてこちらの方々にお話をうかがってきました。
ヨハネス・ハートマン監督 & サンドロ・クロプシュタイン監督
ともにスイスのベルンに在住し、幼馴染でもあるヨハネス監督(写真・左)とサンドロ監督(右)。2007年以来、一緒にショート映画やミュージック・ビデオを手掛けてきた2人ですが、本作が初の長編映画となります。そこで、完成までに起きたさまざまなトラブルや日本から受けている影響、仕事をしてみたい日本人俳優などについて語っていただきました。
―日本では『アルプスの少女ハイジ』に対してピュアなイメージを持っている方が多いので、本作で描かれているようなバイオレンスやエログロとはまさに対極の題材だと思いますが、それらを結び付けようとしたのはなぜですか?
ヨハネス監督僕たちもハイジに対する印象は、日本のみなさんとまったく同じです。だからこそ、無垢なハイジとキレイなスイスのイメージをあえて真逆なものにしたらおもしろいし、バカげているのではないかなと。そして、みなさんが予想もできないものを作りたいと考えました。あとは、ハイジも成長したってことですよね(笑)。
―とはいえ、それらのイメージをここまで覆すような作品を出すことに対して、周りからの反響が心配になることはなかったのでしょうか。