『アルプスの少女ハイジ』がまさかの18禁に!? 暴れまくる最強のハイジに世界が注目!【映画】
そういったこともあって、本作には日本の要素も随所に取り込まれていたのでしょうか。
ヨハネス監督そうですね。たとえば、今回だとキャラクターの名前を日本風に発音してみたり、クララを日本人という設定にしてみたりしました。ほかにも、日本のアニメからインスピレーションを受けている部分もあるので、気がつく方にはわかるようなネタも入れています。
サンドロ監督本作の衣装に関しても、スイスの伝統衣装に侍の鎧を組み合わせているので、そのあたりもインスパイアされていますよ。
―いま名前が挙がったクララに関しては、日系の俳優であるアルマル・G・佐藤さんを起用し、さらに劇中で役名を日本語で表記しているほどなので、特に日本への強いこだわりを感じさせるキャラクターとなっています。
サンドロ監督最初からそうしたいと思っていたわけではなく、みんなでセッションを重ねていくなかで、この作品自体が日本の影響を直に受けているのでクララを日本人にしてみようとなりました。
ヨハネス監督それに、僕たち自身も映画に関する思考においては、日本から大きな影響を受けていますから。
いまになってみると、アニメのなかにも日本人のキャラクターがいてもよかったんじゃないかと思っているくらいです(笑)。