くらし情報『デビューは1歳! 21歳になった加藤清史郎「楽しいからやっているっていう根本は今も同じ」』

デビューは1歳! 21歳になった加藤清史郎「楽しいからやっているっていう根本は今も同じ」

、抵抗はなかったです。100%出し切って落ちたら、それはご縁とタイミングが合わなかっただけのこと。それでも、あんなに緊張したオーディションってなかったんじゃないかっていうくらいでした。もともと緊張しいではあるけれど、本当に吐くんじゃないかってくらい、過去最高レベルでしたね。

――ご自身は人気子役の自覚はなかったんですね。

ありがたく感じていましたけれど、ただ自分が楽しいことをやってるだけなのに、いいのかなぁみたいな感覚だった気がします。楽しいからやっているっていう根本は今も同じですけれど、あの頃に比べたら、少しはお芝居をお仕事として見られるようになったかな。

――’15年に市川海老蔵(現・團十郎)さん主演の六本木歌舞伎に出演されたとき、俳優を辞めるか迷って海老蔵さんに相談したと話されていました。
“楽しい”お仕事を辞めようと思っていたのは?

あのときは、楽しいことが他にもあったんですね。

――というのは?

野球です。小さい頃から阪神タイガースが好きで、ずっと大ファンだった赤星(憲広)選手とお話しする機会があって、「俺は中学の途中から野球を始めたから遅くないよ」と言われたんです。

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