なでしこジャパン・長谷川唯&植木理子「夢の舞台で頑張ってきます」 再び世界の頂点を目指す
2011年以来となる世界一奪還へ――。池田太監督に率いられたなでしこジャパンが女子W杯に臨む。
再び世界の頂点へ。なでしこジャパンが女子W杯に挑む。
指揮官が掲げるのは、日本らしい軽快なパスサッカーと、アグレッシブな守備でボールを奪って素早く攻めるスタイルだ。海外遠征で強豪国相手にテストしてきた新システムの3バックは徐々に完成度を高め、2月には東京五輪金メダルのカナダにも勝利した。新しいチャレンジに苦戦した試合も多かったが、長谷川唯は「日本人はサッカーIQが海外の選手より高い。前回の対戦を活かすという部分では有利」と前を向く。
今大会はメンバーが大きく若返った印象だ。前回の世界一を知るのはキャプテンの熊谷紗希だけで、’14年のU‐17、’18年のU‐20で世代別の女子W杯を制した選手が多く、新時代を感じさせる編成でもある。
再び世界の頂点を目指すなでしこジャパン。“夢の舞台”で奮闘する彼女たちの輝きに注目だ。
攻守の要が見せるピッチ上での“違い”。――長谷川唯選手インタビュー
――今回の女子W杯、どんな大会にしたいと思っていますか?
長谷川唯(以下、長谷川):もう一度女子サッカーを盛り上げるために結果にフォーカスしつつ、優勝を目指す過程でひたむきさ、観ている人の気持ちが熱くなるようなプレーを心掛けたいです。