くらし情報『松岡広大「ダンスが言語に代わる、人と繋がるツールみたいな感覚だった」』

松岡広大「ダンスが言語に代わる、人と繋がるツールみたいな感覚だった」

本来の自分でいられる感じがして嬉しかったですし、自分を自由に表現できるのが楽しかったです」

この“自由さ”こそ松岡さんがダンスに最も惹かれた理由だ。

「みんなと同じレールを歩くっていうことが僕は苦手で、優れることより異なっていることの方が素敵だと思うタイプ。ダンスって、踊り方も振り付けも誰かが考案したものではあるし、レッスンの過程で巧い人の動きを真似して自分のものにしていくことはありますが、ひとりひとりが違う体を持っていて、違う個性を持っているから、まったく同じにはならなくて、そこがすごく楽しかったんですよね」

あっという間にダンスの魅力に虜になり、今の事務所に入る中学2年生の頃まで、週6で通っていたそう。

「最初やり始めたのはヒップホップだったのですが、突き詰めていくうちに、だんだん他のジャンルにも興味が出てくるんです。その頃、YouTubeにいろんなダンサーがコンテストで踊っている動画が頻繁に上がるようになっていて、それを見て、これを習いたいって調べたりもして。お店のショーウィンドーを鏡代わりにして、いわゆるストリートダンスといわれているものも踊っていました」
どうやら、始めたらとことんまでやらないと気が済まないタイプらしい。

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