くらし情報『ティモンディ・前田裕太「全読者が1000%裏切られる」 話題のSF小説『三体』の魅力を語る』

ティモンディ・前田裕太「全読者が1000%裏切られる」 話題のSF小説『三体』の魅力を語る

本に主要人物の名前が書かれた小さな冊子が付いているので、気になった人がいたらそれを見れば大丈夫。“地球の歴史で考えたら一人一人の名前なんて覚えられない”くらいの気持ちでいてください(笑)。

――ついに実写化もされます。

こんな面白い発想や壮大な世界が実写映像化できるのか、どのように描くんだろうか、と思いました。世界中に多くのファンがいるということはプレッシャーもすごいでしょうし、制作側の腕も試されるでしょうし。でも、SF小説を実写化した作品を見ると、本では難解で不明瞭だった描写が、映像で見るとすぐにわかることも多くて。たとえば、「重力に耐えるために接合部分がどうのこうの~」みたいな表現が、映像では部品を映して終わりとか。『三体』も、小説では“わかる人にはわかる”だった部分を、視覚表現によってみんなが理解できるものにしてくれそうだという期待があります。
100%、楽しみです!

『三体』

ティモンディ・前田裕太「全読者が1000%裏切られる」 話題のSF小説『三体』の魅力を語る


アジア初のヒューゴー賞受賞作。
文化革命で父を亡くし、人類に絶望した女性科学者の葉文潔は、宇宙に向けて電波を発信、それが惑星「三体」の異星人に届く。すると彼らは地球への侵略活動を開始、とんでもない災厄に襲われることになる。

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