藤竜也、麻生久美子が明かす再スタートの瞬間「自分の限界を勝手に決めてはいけない」
なので、「おやすみ」と言ってグータッチをしています。
―本当に奥さまを大切にしていらっしゃるのが伝わってきます。
藤さん年を取ると自然とそうなりますよ。若いときはよそ見もしますが、そういう時間はもう終わりました(笑)。いまは、妻一筋です。
麻生さんあはは!素敵すぎます。
役者をやめたいと思ったことはない
―今年は藤さんにとってデビューから60周年となりますが、これまでを振り返ってみて、苦しかった時期などもありましたか?
藤さんやめたいと思ったことは、ありません。というのも、飽きちゃいけないと思って、あえてそんなにたくさん仕事してこなかったんですよ。
―若いときから作品の数をご自身でコントロールするというのは、なかなかできないことだと思いますが…。
藤さんあんまりやりすぎると、当たり前になってありがたみを感じられなくなってしまいますから。それに、そのほうがつねに新鮮なんですよ。待ちに待ってから脚本をもらうと、読むだけで「ありがたい!」と興奮してきます。
麻生さんいま、すごくいいヒントをいただいた気がします!
藤さんいやいや、そんなに仕事がこなかっただけですよ。それに、若いときは遊びやよそ見で忙しかったので…。