アイナ・ジ・エンド「全身全霊で歌っています」“Kyrie”として得た新境地
歌だけではなく、4歳からダンスを習っていたので、生まれたときからそういう環境だったのはありがたいですね。歌もダンスも身近にあったので、ここまでくることができました。
――芸能界に入る前に、影響を受けたアーティストはいらっしゃるんですか?
たくさんいます。なかでもBUMP OF CHICKEN、YUIさんや加藤ミリヤさん、ジェシー・ジェイというイギリスの女性シンガーやビョークを深く聴いていました。もしもこのなかの誰かの楽曲をイントロクイズにしてもすぐ答えられるぐらい(笑)、好きです。
――2015年3月にBiSHを結成され、2016年5月にメジャーデビューし、2023年6月29日に東京ドーム公演で解散されました。8年間のグループ活動は、アイナさんにとって糧となりましたか。
もちろん糧になりました。
グループ活動は、年頃の女の子が集まって過ごすのでモヤモヤしてしまう時期もあったり、逆に女同士でなんでもぶつかり合えたり、楽しい空間もあったり。いろいろな時期を8年間過ごしてきたので、人としてかなり強くなったという自負はありますね。この8年間はなんの後悔もない日々だったと思います。
――グループ活動中の2021年から、全作詞作曲の1stソロアルバム『THE END』を発売するなどソロ活動をされてきました。