アーティスト・ao、高校生になって作詞に変化が!? “言葉のチカラ”を語る
以前は『このワードを使いたいな』と思ったら瞬間的に歌詞に取り入れることが多くて、一曲にまとめる時に大幅に書き直すことも珍しくなかったのに、最近は直すことが少なくなりました。パナソニックさんのCMに書き下ろした『Unveil‐Reborn』の歌詞は、自分の中から出てきた言葉をそのまま詞にしていったら一曲できた。どんどん作詞が楽しくなってきています」
高校生になったことも作詞に影響しているそうだ。
「中学生の頃は、人間関係に対する自分の痛みをわかってほしいという気持ちが強くて負のエネルギーで歌詞を書くことが多かったんですが、高校生になって環境が変わったことで、いろいろなことを客観視できるようになりました。俯瞰して、過去の自分の感情や『こんなことを思っている人がいるかもしれない』といったことを考えられるようになった。高校生活がすごく楽しくて、金髪にもなりました(笑)」
リスナーからの反応が一番のモチベーション。
幼い頃から読書が好きで、本から言葉のインスピレーションを受けることも多い。愛読書として挙げたのは辻村深月さんの『かがみの孤城』と、R・J・パラシオさんの『365日のWONDER ブラウン先生の格言ノート』。