アーティスト・ao、高校生になって作詞に変化が!? “言葉のチカラ”を語る
「『かがみの孤城』は小さい頃に、祖母が贈ってくれました。心が繊細な人たちがいろいろな時代から集まってくるというストーリーなんですが、音楽活動を始めてから読み直した時に、私の活動に似ているなと思いました。広い世界にポンッと放った曲をいろいろな場所から、いろいろな思いを持った人たちが聴いてくれる。そう感じたことでより好きな本になりました。『格言ノート』には365個の格言が載っていて、読みながら『今日はこの格言をモットーに生きてみよう』と思って過ごしていました。本を読むことで新しい単語がインプットされますね。ただ、感情のインプットは映画の影響が一番大きいと思います。最近観た映画でぐっときたのはNetflixで観た『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』です」
リスナーから歌詞についての反応を直接もらうことがままある。
とても嬉しそうに、こんなエピソードを教えてくれた。
「今年『ENCORE』という楽曲をリリースした時に、曲を聴いてくれた方がすごく長い文章をDMで送ってくれたんです。『私はすごい歌手に出合えた』とか『想像できない曲を聴かせてくれた』ということが書かれていて、『共感してくれた人がいた。