元・蕎麦屋が新しい人やカルチャーに出会える場に! 新生『みよし屋』が叶える4つのシェア
編集者・阿部太一さんの実家であり、タコス店であり、編集スタジオでもある『みよし屋』。様々な年代、職業の人たちが引き寄せられる“ここ”だから実現したシェアスタイルを紹介します。
時間、カルチャー、スキル、そしてワークスペース。
今年5月にオープンした、タコスとそうざいの店『みよし屋』。この、ゆったりとした時間の流れる場所で人々がシェアするモノやコトは4つ。美味しいものを食べる楽しい時間、未知のカルチャー、プロたちのスキル、店主とデザイナーのワークスペース、それぞれのシェアにクローズアップしました。
新しい人と文化に出会い刺激を受けてくれたら。
東京・中延で、3世代にわたり営まれてきた『そば処 みよし屋』。
この“地元の蕎麦屋”は編集者・阿部太一さんの実家でもある。
「うちに帰れば両親や祖父母がいて、パートさんがいて、ご近所さんがいて…という、人に囲まれた環境で育ちました。実家を出て、自分の家族ができてからは、ここで両親に子ども2人の面倒をよく見てもらっていたんです」(編集者・阿部太一さん)
そのご両親がコロナ禍で亡くなり、一時『みよし屋』は“誰もいない場所”に。ここをどうするか、兄弟、家族で話し合い出した答えは「空気感も含めて『みよし屋』を引き継ぐ」