吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストラン(代表取締役:武重準、本社:東京都中央区)は、間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を利用した開業者が750件を突破したことをご報告いたします。シェアレストランでは、グレーな商慣行が横行する飲食店の「間借り」取引において公明正大な仕組みを導入することで多くの開業者を生み出しております。シェアレストラン開業数750件突破「飲食店は新規開業件数が多いにもかかわらず廃業率が高い」という社会課題に対して私たちは「シェアレストラン」を立ち上げました。開業希望者が「初期投資ゼロ」で安心して挑戦し、飲食店経営の支援を行い、成功を手にする新しいビジネスモデルを提供しております。「事故の際の責任がはっきりしない」「家主の意向に反している」など間借りという商慣行にはトラブルがつきものです。シェアレストランでは飲食店オーナーと開業者の間に入り、「開業者全員が必ず加入する保険」「契約に基づく責任問題や金銭の流れの明確化」「開業者に対する販売促進」などを提供する事で開業希望者が安心して開業出来る環境を整えております。また、シェアレストランでは、単なる間借りのマッチングにとどまらず、間貸しする飲食店オーナーの収益改善にも寄与し廃業を抑制する効果をもたらしております。シェアレストラン概要図特に、コロナ禍を終えて、日常を取り戻し出した時に直面した人手不足で営業ができないなど新たな課題を昼・夜・深夜など営業時間外を間貸しによる人手不足解消をしつつ収益を得られるということで、間貸しを希望する飲食店オーナーからのニーズも増加し、間貸しのスペース登録数も順調に推移しております。【会社概要】吉野家ホールディングスグループ会社名:株式会社シェアレストラン代表取締役:武重準所在地:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町36番2号 Daiwaリバーゲート18階事業内容:シェアレストランの運営 【お問い合わせ先】吉野家ホールディングスグループ株式会社シェアレストラン担当:藤田新080-4818-5335 a.fujita@yoshinoya.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月09日皆さんは、ルームシェアをしたことはありますか?今回はルームシェアの光熱費が急増したエピソードを紹介します。イラスト:牛村友人とルームシェア友人とルームシェアをしていた主人公。生活費は2人で折半していました。ある日、その月の生活費を友人に渡すと「え、これだけ…?」と友人が言います。そして「見ろよ、光熱費の金額…!」と言って…。光熱費が高騰!?出典:CoordiSnap光熱費の明細書を見ると、いつもより1万円も増えていたのです。その金額に驚く主人公。数日後、友人の部屋のエアコンが壊れていることが判明しました。そのせいで常にフル稼働になっていたため、光熱費が高くなっていたのです。結局、故障期間の光熱費は友人が払うことに。今回のことで、支払い時にお互いの状況を確認することが大事だと感じた主人公なのでした。状況確認が大事光熱費が急に高くなっていることに驚いた主人公。原因は友人のエアコンだったと知り、確認することが大事だと学んだエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月11日おしゃれもキレイ磨きもパートナーとシェアすれば、楽しみが2倍に増えるし、絆も深まる!10月27日公開の『こいびとのみつけかた』で主役を務めた倉悠貴さんとヒロインの芋生悠さんもその魅力を実感。SHARE FASHIONオーバーサイズの洋服を着たり、メンズライクなものをミックスしたり。おしゃれな女性には、メンズアイテムを上手に取り入れている人が多い。「特にシャツやタートルネックニットなどのベーシックなアイテムは、メンズのほうがオーソドックスなシルエットで着回しやすい。彼とシェアするのにもおすすめです」と語るのはスタイリストの伊藤信子さん。しかも、最近はジェンダーフリーなブランドが続々と誕生。人気ブランドでも、男女問わず着られるデザインが充実している。「パートナーとの共有アイテムを探すのにぴったり。相談しながら、一緒に買い物する時間も楽しいもの。洋服のシェアはハードルが高いという人は、バッグなど小物なら取り入れやすいはず」Item01GENDER FREEおしゃれの幅を広げる!多様性の時代のいま、おしゃれは男女の垣根を越えて自由な発想で楽しむものに。彼のお気に入りの服を借りてオーバーサイズで着てみると新鮮な着こなしが発見できるはず。グレーを基調にカラフルなダウンベストを利かせた二人の着こなし。「ダウンベストは『オーラリー』、シャツは『アワワコール』、スウェットは『ヤエカ』…メンズアイテムはシンプルだけど形がキレイ。女性が大きめで着てもかわいいバランスになります」(伊藤信子さん)倉さん・ダウンベスト¥68,200(オーラリー TEL:03・6427・7141)シャツ¥14,300(アワワコール/ワコールお客様センター TEL:0120・307・056)パンツ¥33,000(コンテンポ/ヤエカ ホームストア TEL:03・6277・1371)スニーカー¥27,500(コンバース×エフシーイー(R)/エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ TEL:03・6452・5867)芋生さん・ダウンベスト(メンズアイテム)¥68,200スカート¥48,400(共にオーラリー)スウェット¥27,500(ヤエカ/ヤエカ アパートメント ストア TEL:03・5708・5586)スニーカー¥27,500(コンバース×エフシーイー/エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ)Item02TURTLENECK KNIT一枚でも、インに重ねても。彼はジャストサイズですっきりと着ているシンプルなタートルネックニット。彼女が着ると、袖も裾も長めで首まわりもゆるめ…。だけど、そのゆったり感がニュアンスを作る。「タートルネックニットをシェアするなら、ベーシックなグレーの上質なハイゲージタイプを。一枚で着てもサマになるし、上からシャツやアウターを重ねてもいい」。彼女が着ている、モードなラッフルスカートとカジュアルなジップアップベストのつなぎ役としても大活躍。シェアしたタートルネックニット¥59,400(ボーディ/アルファ PR TEL:03・5413・3546)芋生さん・フリースベスト¥28,600(マイ/ワンエルディーケー アパートメンツ TEL:03・5728・7140)スカート¥47,300(フミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)ブーツ¥40,700(カンペール/カンペールジャパン TEL:03・5412・1844)Item03SHIRT仕立てのいい一枚をさらりと。シルエットやデザイン、ディテールにさりげないこだわりがちりばめられたメンズのシャツ。女の子があえて大きめサイズで着こなすとこなれたムードに。ドレスシャツを基にデザインされたメンズのチェックのシャツ。「上質でやわらかい起毛素材は、落ち感がキレイで女性も着こなしやすい」。そんな仕立てのいいシャツを、彼はスウェットパンツでラフに、彼女はフェミニンなトップスにさらりと羽織ってコーディネート。シェアしたシャツ¥48,400(マナベ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)倉さん・中に着たTシャツ¥3,520(ゴート/ヤギ TEL:03・3667・4888)パンツ¥30,800(サノバチーズ TEL:03・6427・1986)スニーカー¥22,000(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室 TEL:0120・857・120)その他はスタイリスト私物芋生さん・トップス¥13,200(ブラック バイ マウジー/バロックジャパンリミテッド TEL:03・6730・9191)サロペットスカート¥40,700(フィーニー TEL:03・6407・8503)伊藤信子さんスタイリスト。ファッション誌やカタログ、広告を中心に活躍。ジャンルやテイストをミックスした独自のスタイリングや世界観は、ファッション関係者のみならず、俳優やモデルにもファンが多い。くら・ゆうき1999年12月19日生まれ、大阪府出身。2019年デビュー。ドラマ、映画に多数出演。今秋以降も主演映画『OUT』(11/17公開)、出演映画『市子』(12/8公開)などが続々。いもう・はるか1997年12月18日生まれ、熊本県出身。2015年デビュー。出演映画『朝がくるとむなしくなる』(12/1公開)や、11/3より配信のドラマ『EVOL』(DMMTV)が控えている。※『anan』2023年10月18日号より。写真・大辻隆広スタイリスト・伊藤信子野崎未菜美(プロップ)ヘア&メイク・NOBUKIYO(倉さん)TSUKI(芋生さん)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年10月15日UberやAirbnbなど日本に先駆けて日常的にシェアリングサービスが利用されている印象の海外だけれど、コロナ禍以降の“今”はどうなっている?ニューヨーク、ベルリン、ソウルの3都市から最新事情をお届け!【ニューヨーク】ミニマルライフに憧れアプリ主導のシェアに夢中。物価の高いニューヨークでは、アパートに始まり、車やバイクのシェアリングも今や当たり前。スキルのシェアも浸透しており、ファミリー層ではナニー(保育のプロ)のシェアが流行中。フルタイムだと高額なナニーを、別家庭とパートタイムでシェアするというもので、ナニーやシェア相手を探すサイトもあって、働くママたちの強い味方だ。一方、20~30代は、経済的側面以上に、“持たない”ライフスタイルに即したシェアライフを謳歌中。余計なものは所有しないミニマルな暮らしを実現すべく、日用品をレンタルできる「トゥル」の設置がアパートやオフィスで需要を伸ばしている。掃除機やプリンターをアプリ一つで借りられる手軽さに加えて、使用データを分析して次のタイミングを知らせる機能も気が利いている。さらに、ファッションも今やシェアする時代。洋服やバッグのレンタルサービスは以前からあるが、近頃ではSNSのようにユーザー同士が繋がる“ピア・ツー・ピア”のレンタルが話題。ロンドンから上陸した「バイ・ローテーション」は、おしゃれなユーザーが多く、旬のブランドや憧れのハイブランドのアイテムを彼女たちのクローゼットから直接レンタルできる。また、ワードローブの共有によってファストファッションへの依存をなくそうという試みも好感度大。消費社会の最先端と思われがちなニューヨークだが、サステナブルでエコノミカルなシェアライフは今後も若い世代を中心に発展していきそうだ。掃除機やゲーム機、ジューサーなど、アプリで必要な品を借りられる「トゥル」。レオナルド・ディカプリオのベンチャーキャピタルが出資したことでも話題に。実際に設置したアパートでは、住人の半数以上が活用しているそう。©Tulu【ベルリン】古本からツリーまで、日常のリサイクルに注目が。環境先進国というイメージがあるけれど、実は人口1人当たりのゴミ排出量はヨーロッパ平均を大幅に超えるドイツ。ここ数年は廃棄物を減らすため、シェアする暮らしへの様々な取り組みが登場している。一番大きな動きは、モビリティシェアだ。最近注目なのは、荷台付きのカーゴサイクルのシェア。なかでもオランダ生まれの「カーゴルー」は、電動で積載量は最大125kg。2人の子どもと荷物をのせても余裕と、学校への送迎にも人気だ。カーゴルーの調査によれば、1台を40~60人でシェアしており、ユーザーの72%が車の代わりに選んだと答えているという。使わなくなったものをシェアするアイデアもいろいろある。電話ボックスをリユースした書庫に読み終えた本を置いてシェアする「ブックボックス」は、市内に90近くが存在する。子ども連れの人たちが、絵本を交換したりと楽しそうだ。面白いところではクリスマスツリーも。ドイツのツリーは生木で、ひと冬限りの使い捨てが一般的だった。それを植木鉢に入れて貸し出し、終わったら回収して植え直し、翌年も使い回すサービスが始まって好評だ。ここ数年で、身近なところにシェアが浸透しているドイツ。近所に住む人を繋げる「ネーベンアン」というアプリでは、大工道具のシェアや不用品の交換も。パンデミック下では力をシェア――つまり、助け合いを広める役割も果たした。人と人を繋ぐ……シェアの醍醐味はそこにこそあるのかもしれない。古い街路樹を使った変わり種のブックボックスには夕方になると次々と人が集まってくる。【ソウル】カフェ開業前の練習空間、図書館やジムもシェア!“共有都市・ソウル”をスローガンに掲げ、2012年に世界初のシェアリングシティ宣言をした韓国・ソウル特別市。韓国はもともと鍋や大皿料理を大勢で囲んだり、ご近所さんで集まってキムチを漬けたりといったシェア文化が根づいているが、核家族や一人暮らし世帯が増えた影響もあり、インターネットを介したシェアリングエコノミーが急速に広まっている。公共シェアサイクル「タルンイ」の会員登録者数は330万人を超え、ソウル市民の3分の1が利用する移動手段に。カーシェアリングの利用者も増え、地域型の中古取引アプリとしてスタートした「タングン」は不動産・中古車の個人売買やアルバイト情報を提供するコミュニティサイトに成長。「キャロット」の名でイギリスやカナダ、日本にも進出している。次世代型シェアハウス、コリビング(Co‐living)の人気も上昇中。首都圏5か所で運営されている「マングローブ」は、プライベートな居住空間に加えて、ジムやヨガルーム、図書館などの共用施設が充実。相場よりも安い賃料で、楽しく安全な都心暮らしができる。また、カフェ大国ならではのサービスも。聖水洞(ソンスドン)の「Heating Studio」は、コーヒーマシンや業務用オーブンを備えたシェアキッチン。カフェ開業前やバリスタライセンス取得前に本格的な実践練習ができる。バリスタトレーナーによる講習会が開かれることもあり、スキルシェアの場としても有効活用されていきそうだ。ベーキングゾーンの作業台や調理器具、バリスタゾーンのコーヒーマシンは1時間1万2000ウォン~。ラテアートの練習に必要なツールやミルクもそろう。※『anan』2023年10月18日号より。取材、文・小松優美(New York)河内秀子(Berlin)藤田麗子(Seoul)構成・菅野知子(by anan編集部)
2023年10月14日同期の仲良し芸人3人がシェアハウスで暮らし、日常的な小ボケやツッコミをTikTokで配信したら、SNSでバズった「板橋ハウス」。そんな彼らも、一緒に暮らしてもうすぐ3年目に突入。衣食住を共にしてきた3人に、シェアライフの楽しさを聞いてきました。共同生活をシェアTikTokフォロワー数64万人、YouTubeチャンネル登録者数58万人以上の「板橋ハウス」は、それぞれ違う相方とコンビを組む吉本芸人の吉野裕介さん、竹内智也さん、住岡遼太さんによる動画コンテンツ。シェアハウスに住む3人が普段の生活でふざけている動画を何気なくSNSにアップしたら、予想を超えた人気コンテンツに!左からお掃除リーダー・竹内智也さん、部屋の汚さNo.1!?・住岡遼太さん、どこでも寝られる・吉野裕介さん。――吉野さん、竹内さん、住岡さんは、3人でルームシェアを始めて約3年になりますが、そもそもなぜ一緒に住むことに?竹内智也(以下、竹内):最初は僕と吉野で話してたんです。ライブ終わりに、吉野がバイクで僕の家まで送ってくれて、その時に「最近、お笑いがあんまりできてない」「ルームシェアしてる芸人は、家でもお笑いしてるから強い」「もっと頑張りたい」みたいな話をずっとしていて。吉野裕介(以下、吉野):家の前で3時間くらい喋ったよね。竹内:そう。ただ、その時は一緒に住もうみたいな話にはならずに解散したんです。でも、僕はやっぱりルームシェアしたいって気持ちがすごくあって…。だから思い切って誘ったんです。住岡を。――あれ?吉野さんではなく?吉野:そう思いますよね。竹内は3時間アツく語った僕じゃなくて、住岡を誘ったんです。竹内:吉野は一緒に住めるタイプじゃないと思ったので。吉野・住岡:あはは!竹内:吉野は当時、胸ぐらを掴むみたいな荒いボケが多かったので、一緒に住んだら胸ぐら掴まれるかも。ちょっと怖いかなと。住岡遼太(以下、住岡):その点、僕は胸ぐらを掴まないので(笑)。とにかく僕と竹内で一緒に住もうということになったんですけど、芸人のルームシェアって、2人ではなく3人っていうパターンが多いんですよね。竹内:だから、ほかにも誰か誘おうという話になって。住岡:実は僕と吉野は、ここでルームシェアをする前にも、何人かの芸人仲間と一緒に住んでいたことがあったので、また吉野に声をかけようかなと思ったら…。吉野:僕と竹内が奇跡的にそんな話をしていたという(笑)。――3人はNSC(吉本総合芸能学院)東京の同期なんですよね。もともと仲は良かったんですか?竹内:3人が、というより同期が全員、仲が良かったんです。僕は吉野と住岡がルームシェアしていた家にもよく行ってましたし。吉野:けっこう珍しいほど仲良かったよね。同期の誰とルームシェアしても不思議じゃないくらいに。竹内:この3人だったのは、たまたまタイミングが合ったからかも。吉野:最初はそうだったかもね。――部屋を探す時は、どんな条件を重視していたのでしょう。竹内:吉野のバイト先が赤羽で、そこをどうしても辞めたくないと言うので、赤羽の近くということになりました。吉野はバイト先が大好きすぎたんだよね。吉野:いや、どちらかというとバイト先が僕のことを大好きだったんです(笑)。男子大学生が15人いたんですけど、みんな僕のことを好きだから、辞められなくて。住岡:あとは個室が3部屋あることも希望で。でも、なかなか…。吉野:家賃のことも考えると、難しかったよね。最初、不動産屋の人も条件を聞いて「ないですね~」みたいな感じで諦め半分だったんです。でも、いや待てよと。1件だけあるっていうのでこの物件に連れてこられたら、リビングが1部屋としてカウントされていて。「じゃあ僕がリビングを使います」って言ったらその人、「いいんですか!?」って驚いてました。自分で連れてきておいて(笑)。――じゃんけんで負けてリビングになったとかそういうことでなく、自ら進んで選んだんですね!吉野:そうです。部屋割りを決める時、ひと揉めもなかったです。僕はどこでも寝られるし、プライバシーとか気にならないので。竹内:逞しいっすね。ワイルド!吉野:風呂を出たらすぐにリビングだから、僕が寝ていると、二人が体を拭いている水しぶきが飛んでくる!でも、寝てます。住岡・竹内:わははははは!よしの・ゆうすけ1994年2月3日生まれ、福岡県出身。お笑いコンビ「めぞん」のボケ担当。「板橋ハウス」の動画ではお題を考えることが多い。すみおか・りょうた1993年6月22日生まれ、大阪府出身。「つるまる」の名前で、お笑いコンビ「軟水」のツッコミを担当。愛称は「すみ」。マンガ好き。たけうち・ともや1995年1月6日生まれ、愛知県出身。お笑いコンビ「ピュート」のツッコミ担当。美容&健康オタクで常に様々なグッズを試している。※『anan』2023年10月18日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年10月14日自分が持つ知識や能力、技術、特技をスキルシェアサービスを通して生かしているシェアワーカーを直撃。スキルをシェアすることで得たこととは?スキルをシェアスキルシェアとは、専門的な知識や経験、好きなことや得意なことを個人間でシェアし合うこと。副業としてスキマ時間にもでき、得意なことを生かして収入を得られる楽しさや、自分で価格設定できることなどから、いま注目を集めている。マッチングに便利なスキルシェアサービスは、ほとんどが登録料・掲載料無料なので、初期費用不要で気軽に始められる。つながりが生まれ、自分の可能性も広がる!大学院で心理学を学んでいた時から、シェアワーカーとして活動してきた、いとえりさん。時間の融通が利くという理由で家事代行サービス「タスカジ」に登録したところ、今まで普通にこなしてきた家事をすることでお金を稼げるだけでなく、誰かの役に立てるということに喜びを感じ、複数のスキルシェアサービスを利用して、さまざまなスキルをシェアするようになった。その後、2020年に「ストアカ」で始めたオンライン料理教室が人気を呼び、瞬く間に「ストアカ」を代表する料理講師に。これまでの受講人数はなんと1万人を超える!「実は料理教室を始める前は、心理学の講座を開催していたのですが、コロナ禍でおうちにいる時間が増えた人たちの何か役に立ちたいと考えた時に、家事代行で培った経験を生かせる『1時間で5品できる作り置き講座』の時短料理のアイデアを思いついたんです。当時、シェフが作るプロフェッショナルな料理教室はありましたが、今日の夕食をリアルタイムで一緒に作ろうという手軽な講座はなかった。私のレシピは、難しい調理工程は一切なく、調味料も自宅にある基本的なものだけを使用するので、誰でも参加しやすいんです。作った料理を食卓にそのまま出せるように講座の時間を夕方に設定し、時間内に洗い物も済ませてしまえば、面倒な後片付けもいらない。また、5品にかかる材料費も2500円ほどに抑えて普段使いできるように工夫したら、多くの方がリピートしてくれるようになりました」需要さえあれば何でもスキルになる。平日はシェアリングエコノミー協会の個人会員事業部長として働き、平日の夜や休日を利用して、料理教室のほか、英会話レッスンやタロット占い、飲み会などのイベント企画、エプロンの製作・販売など、さまざまなことを行っている。スキルをシェアすることの魅力を聞くと、いとえりさん曰く、主に2つあるそう。「1つめは、どんなことにも気軽に挑戦できるということ。スキルをシェアするって難しそうに感じるかもしれませんが、資格がなくても、自分が得意なこと、好きなことが、需要さえあればどんなことも仕事になる。時間も場所も金額も自分で決められるので、自分らしく自由な働き方ができるんです。そして2つめが多くの人とつながりを持てること。自分の得意や好きをシェアすることで、ネットワークが無限に広がっていきます。スキルをシェアするだけでなく、自分が苦手とする部分を得意としている人にフォローしてもらいながらお互いのスキルを共有していけば、Win‐Winの関係を築くことができる。それが自分の可能性を広げることになり、自己実現にもつながっていくというのも、スキルシェアの面白さだと思います」ストアカ「1時間で5品できる作り置き講座」“美味しく、手早く、簡単に!”をモットーに、コスパが良くて、保存もできる料理を1時間で5品作る、人気のオンラインレッスン。レッスン中に時短のコツを伝授してくれるので、毎日のごはん作りがグッとラクに。受講料1回¥1,000。いとえりさん家事代行500件以上の経験を生かして、「ストアカ」でオンライン料理教室を開講し、全講座ランキングで1位を獲得。昨年、レシピ本『料理インストラクターいとえりと一緒にやれば絶対できる30分3品 楽楽ごはん』(徳間書店)を上梓。※『anan』2023年10月18日号より。写真・清水奈緒取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年10月14日編集者・阿部太一さんの実家であり、タコス店であり、編集スタジオでもある『みよし屋』。様々な年代、職業の人たちが引き寄せられる“ここ”だから実現したシェアスタイルを紹介します。時間、カルチャー、スキル、そしてワークスペース。今年5月にオープンした、タコスとそうざいの店『みよし屋』。この、ゆったりとした時間の流れる場所で人々がシェアするモノやコトは4つ。美味しいものを食べる楽しい時間、未知のカルチャー、プロたちのスキル、店主とデザイナーのワークスペース、それぞれのシェアにクローズアップしました。新しい人と文化に出会い刺激を受けてくれたら。東京・中延で、3世代にわたり営まれてきた『そば処 みよし屋』。この“地元の蕎麦屋”は編集者・阿部太一さんの実家でもある。「うちに帰れば両親や祖父母がいて、パートさんがいて、ご近所さんがいて…という、人に囲まれた環境で育ちました。実家を出て、自分の家族ができてからは、ここで両親に子ども2人の面倒をよく見てもらっていたんです」(編集者・阿部太一さん)そのご両親がコロナ禍で亡くなり、一時『みよし屋』は“誰もいない場所”に。ここをどうするか、兄弟、家族で話し合い出した答えは「空気感も含めて『みよし屋』を引き継ぐ」だった。「まず考えたのは、家族との距離感です。ここは自宅も近く、子どもに何かあったらすぐ行ける場所。ここを仕事場にすれば、子どもの近くで子育てができ、家族の存在を感じられる『みよし屋』の空気感も残せると思いました。蕎麦屋としての『みよし屋』を継ぐかはまた別の話で、正直、最初は飲食店にはこだわっていなくて。もともと、クリエイティブユニット『Bob Foundation』の朝倉洋美さんと雑貨などを作っていたから、面白いモノを集めたコンビニをやることも考えました。でも、弔問に来てくださったご近所さんたちが、ここで両親に話を聞いてもらったとか、ここに来たら気が晴れるんだとか、すごくありがたがってくれていて。両親だからできたことだなあと思ったけど、家でも職場でもない息抜きの場だったり、仕事の帰りに寄って、たわいない話をしたりするような場所っていいなと思ったんですよね。世代も属性もバラバラの人たちが『みよし屋』に来て、一緒にワサワサしてくれればいいなって。飲食店は、それが実現しやすい場所だから、結局、飲食をやることになりました」約1年の準備期間を経て開店した新生『みよし屋』には、多様な人が共に楽しく過ごす工夫がちりばめられている。「蕎麦屋を継ぐのが適切だと思いましたが、蕎麦は職人ワザが求められる業態。僕が修業すると時間がかかるし、職人を雇うと安定しない。“すぐに、長く”続けるにはファストフードがベストだと考えました。だけど、ハンバーガーやサンドイッチとかじゃなくて、中延にはない、何か新しいカルチャーを提供したいと思いました。とはいえ、街の人が気軽に入れるお店にもしたい。それで、僕自身も好きなタコスにしたんです。加えて、そうざいや僕が選んだクラフトビールを扱ったり、雑貨や本を置いたり、アートを飾ったりして、知らなかったものに出合える仕掛けもたくさん作りました。新しい人やカルチャーに出会い、刺激を受ける場所に『みよし屋』がなればいいなと思っています」『みよし屋』が叶える“4つ”のシェア。【時間のシェア】飲み、食べ、お喋りする。心がゆるむ時間を一緒に。「『みよし屋』で人が共に過ごす時間を、どんなものにしたいか」について、阿部さんには明確なイメージがあるそう。「L字カウンターで、偶然その場に居合わせた人たちとコミュニケーションをとるのが好きなんです。そのきっかけになったのが、会社員だった頃に通っていた東銀座の『アフーネ』というバー。会社の近くにあったので、仕事終わりに一人で寄っても同僚がいれば、飲食店をやってるいかつい男の子がいたり、セクシーなお姉さんがいたり(笑)と、L字カウンターに座る人たちと話をするのがすごく好きで。それが原体験として僕の中にあるので、『みよし屋』でもバーっぽいコミュニケーションをしたいなと思うんですよね。多様な人が同じ空間に集まり、時間を共有することで生まれる新しい出会いとか、コミュニケーションとかって、得難いものだったりするので。ただ、僕から『こういう時間をシェアしたい』と意識したことはないですね。もう単純に、人が集まる場所が好きで、僕自身が行きたい場所を作りたい、ということに尽きるのかも。その結果として、みんなといい時間を共有できれば嬉しいです」これまでお客さんと時間を共有する中で、得た気づきもある。「お子さん連れのお客さんも多く、『子どもも食べられるものはありますか』とよく聞かれるので、ミートボールの辛くないタコスを用意しました。今のお客さんは雑誌などを読んで遠方などから来てくれる若い人が6割、ご近所さんが4割。じっくりと関係性を築きながら、地元にもっと根付いていきたいです」【カルチャーのシェア】“もっと知りたい”を刺激する出合いがいっぱい。巷ではあまり見かけない国内外のクラフトビールやオリジナルの雑貨など、『みよし屋』にはセレクトショップさながらの楽しいアイテムが並ぶ。「僕が小さな頃は、中延にも本屋やレコード屋、店主の趣味が出ているセレクトショップがいくつかあり、そこが自分の興味の領域を広げてくれていたんです。でもそういった店が今は近所には少なくて、チェーン店が増えてます。欲しいものはAmazonで買えるし、好きな映像はYouTubeで見られるんだけど、自分の興味関心の“周辺”や“余分”な部分に触れにくい時代になっている気がします。だから、『みよし屋』が新しいカルチャーとの接点になればいいなと思って、なるべく選んだ理由を話せるものを置いています。例えば、タコスを出すお皿にも、西海陶器の阿部薫太郎さんを介してオリジナルで作った波佐見焼なんだよと、積もる話があるくらい」でも、あちこちにある“こだわり”を説明しすぎないのが『みよし屋』のスタイル。「懇切丁寧に教えるというよりは、取っ掛かりだけをサジェスト(提案)して、あとは自分で調べてねというスタンスでいたいなと。店に置いてあるものだけじゃなくて、店でかけている音楽や漏れ聞こえてくるお客さんの話からでもいいから、ちょっとした“違和感”を感じて、自分のインスピレーションにしてもらえたら嬉しいです。中延の街からなくなった本屋やレコード屋のパーフェクトな代わりにはなれないけど、同じような刺激を受けられる場所になれればいいなっていう思いはあります」【スキルのシェア】メニュー作りに内装も“その道のプロ”とコラボ。「いろんな人の手を借り、それぞれの得意分野で力を発揮してもらって、『みよし屋』ができました。僕がしたのは『みよし屋』の“編集”。雑誌を作るのと同じような感覚です」と話す阿部さん。編集者が個々のプロと一緒に企画を形にしていく雑誌作りのように、『みよし屋』の隅々には、デザイナーや料理家など様々な人々の“協業”が光る。「メニューと料理は『and recipe』の山田英季さん、店舗設計は『スタジオA建築設計事務所』の内山章さんにお願いしました。そして『みよし屋』のロゴやメニュー表など、デザインまわりは朝倉さんが担当しています。店内の『WRAP ME TENDER(やさしく包んで)』の文字は、“Letter Boy”ことサインペインターのピーターさんが描いてくれたもの。ちなみに今は、新しく表の看板の製作を、クリエイティブユニット『MOCOLLIE』さんにお願いしているところで、これからもいろんな人たちにスキルをシェアしてもらいながら『みよし屋』を作っていきたいです」【ワークのシェア】悩みも考えも共有しやすいお店の奥は編集スタジオ。編集者としての阿部さんの仕事場はお店の奥。もともとは祖父母の居住スペースだった所を、シェアすることを見越して改装した。「フォトグラファーやデザイナーと仕事場をシェアできたら、ここでもう完パケの仕事ができるなと思って。『みよし屋』のブランディングまわりのデザインを朝倉さんにお願いしたご縁もあって、改装直後から朝倉さんとシェアしています。同じプロジェクトで一緒に動くこともあるんですが、基本はお互い独立して、それぞれの仕事をしていますね。朝倉さんと仕事場をシェアする、つまり、編集者の僕とは違う、デザイナーの意見がすぐ聞ける環境にいられるのは、僕にとってはすごくありがたいこと。職種の違う人たちと仕事場を共有することは、それぞれの視点も持ち寄ることになるのかなと感じています。刺激になってます」みよし屋東京都品川区西中延3‐15‐711:30~14:30、17:00~22:00(土・日・祝日11:30~22:00)火曜定休インスタグラムは@tacoshop_miyoshiya※『anan』2023年10月18日号より。写真・小笠原真紀取材、文・間野加菜代(by anan編集部)
2023年10月14日ヴィンテージショップ『DEPT』のオーナーでアクティビストとしても注目を集める存在のeriさん。“何かを独り占めするよりももっと大事なことがある”と、私物をシェアする真意とは?自分が集めてきたものをシェア。中目黒のショップ『DEPT TOKYO』2階にて“ひとり骨董市”を開催。eriさんが20年かけて買い付けてきたアイテムの中から、自分のコレクションとして大事にとっておいたさまざまなものを自由に並べ、フリーマーケットスタイルでシェアする。今後も不定期で開催予定。大事だと思うものこそシェアしていきたい。8月のある日、eriさんがインスタグラムに投稿をする。「今までやってこなかったフリーマケットなるものをやる決意をいたしました(中略)ひとり骨董市をひらきます」。ヴィンテージショップのオーナーとして世界各地で買い付けをして、さまざまなものを集めてきた。古いものの中に宿る価値や魅力を発見し、また最近では環境問題や社会課題に積極的に取り組み、どんなものを選ぶことがこれからの私たちに必要かについても発信をしている。彼女が、大事に集めてきたものを惜しみなく放出したという。自身のコレクションを解き放ち、多くの人にシェアしようと思ったのは、なぜなのだろう?「個人的に年齢へのこだわりは特別、持っていないつもりだったんです。年齢を重ねること自体にはもちろん今だってネガティブな意識は持っていません。ただ、気候変動について関心を持ち、2030年や2050年という具体的な環境保護のためのゴールを意識した時に、タイムリミットは確実にあるんだということを自分のこととして感じられるようになったんです。今年、私は40歳になりました。10年後に50歳、20年後には60歳になる。その時に、今と同じようにあれこれ溜め込みながら生活を続けていいものかと思うようになったんです。身の回りのものを今の自分の身の丈に合った形にしたい。でも、見合うようにサイジングをするといっても、自分がこれまで集めてきたものはどれも大事なものばかり。もちろん捨てたくはない。だったら同じように価値を見出してくれる誰かとシェアリングできればと思いました」服を大量消費することを当たり前にしたくない。そうして始めた“ひとり骨董市”。並ぶのは「年代も国も脈絡のないものばかり」だとか。「それこそ私が20年間かけて集めた中から、これは誰かにもらってもらいたいというものを並べています。古着や靴もありますし、蚤の市で見つけた小さなかわいい置物やペーパー類、自分のブランドでいつか使おうと集めていたレースやボタンなんかも。ヨーロッパの小さな手芸屋で見つけたデッドストックの資材だとか、今では珍しいものもあると思います」仕事柄「誰も見向きもしないような、でも誰かは必要としそうなものを見つけるとレスキューしたくなる衝動がある」と、eriさん。“ひとり骨董市”という場を作ることで、誰かからeriさんの元にやってきたものが、また違う別の人の元へと手渡される。そんな循環の喜びに気づきがあればうれしいと言う。「人にはどうしたって、新しいものがいいものだ、という価値観が刷り込まれています。それのすべてを否定することはありません。私もガジェット好きだから、新しい機種のカメラが出たなんて聞くと、手にしてみたいと思いますから。でも、新しいものを追い求めすぎるあまりに今の大量生産、大量消費、大量廃棄の現実があることも頭の片隅で考えてみてほしい。私は、父がもともとヴィンテージショップを営んでいて、幼い頃から古着が身近な存在としてあった。何十年も前の服を受け継いで、洗ったり、直したりしながら使い続けるのが当たり前だと思っていたんです。でも、古着の買い付けで海外の集積所へ行くとほんの1~2年前に作られただろうファストファッションの真新しい服が山積みになっている。すごく驚きましたし、ショックでした。安価で、いつでも手に入る利便性の高い服は多くの人にとって、長く着続けたいものではないんです。作る側も買い手が飽きないように、次々と新しいものを売らないといけない。残ったものはまとめて廃棄されます。今当たり前になっている、そんな流れを断ち切りたい。多くの人が自分が選んだものを大事に使い続けて、自分が使えなくなったとしても、誰か必要な別の人にシェアしたい、そう思えるようなモノの選び方を始めてくれたら」モノ作りの背景を知れば愛着が生まれるんです。“ひとり骨董市”では、並べられたもののストーリーをeriさんは訪れた人にさりげなく話す。「みんなが物色している様子を遠目で観察しているんです。で、タイミングをみて話しかける(笑)。『そのリスの置物、かわいいよね。それは南仏で見つけたもので、お揃いの犬もいるんだよ』って。モノの背景がわかると、さらに愛着が湧くことってありませんか?」eriさんはそんな物事の背景のシェアも大事にしていると言う。「自分がモノ作りをしている時に、とても意識していることでもあります。作ろうとした意図や制作の流れなど、多くのプロセスをSNSなどを通じて見ている方々と共有します。Tシャツ1枚でも、どうしてこのメッセージをプリントすることにしたのか、そこにどういう意味があるのか、また、生地はどこで生産されたコットンを使用しているのか、情報を明らかにするんです。それを理解してもらったうえで、選んで身につけてもらう。長く使い続けてもらうためには、“物理的な耐久性”が求められますが、それに加えて今のモノ作りに必要なのは、“情緒的耐久性”ではないかと思います。自分の考えに合っているものだから、いい環境で作られたものだから、長く使いたい、無下にしたくないと思ってもらうこと。情緒的耐久性は“愛着”とも言い換えられます。それは、こういった商品の背景や物語を知ることで深まるものだと思います。だから、私は自分がどう悩み、考えながらモノを作っているのかをこれからもシェアしていきたいんです」他人と価値観や意識をシェアし、共鳴していくことで、人はもっと生きやすくなるのではないか、ともeriさんは考える。「環境問題はじめ、サステナビリティについて考えるようになって、私のライフスタイルは大きく変わりました。でも、制約や我慢が増えるかと思いきや、むしろたくさんのしがらみから解放されました。なんでも手に入る便利な世の中に生きて、みんな、なんとなくモノを選んだり買ったりしてしまいますよね?その“なんとなく”の整合性のなさや無責任さは人生をつまらなくしてたし、そうしてきたことが自分自身の自信のなさや、さらには環境破壊に繋がっていたことに気づきました。環境を守るためにできることにフォーカスしてモノを選び、食べ、生活をするようにしたら、とっても気持ちが軽くて、人生が輝きだしました。とっても楽しくて、さらに無駄なコストも削減できていいことしかない!自分が実践してよかったことは他の人にも教えてシェアしたいですよね。それがいい連鎖を生むならなおさら。まずは、誰かの言葉に耳を傾けるだけでもいいと思います。他人と繋がって共感や共有をすることは、あなたの価値観をアップデートして、いずれ地球の未来だって変えるかもしれない。シェアは視野を広げる第一歩なのだと思います」エリ1983年NY生まれ、東京育ち。プロダクトのデザインや古着のバイイング・販売を通して環境課題や気候危機にどうアプローチできるか模索中。また、アクティビストとしてもさまざまなプロジェクトに携わっている。2015年に『DEPT』を継ぎ、古着を資源とし長く循環させることを目的とした活動をスタート。現在、実店舗はクローズ中。“ひとり骨董市”はイベント開催時などに行う予定。情報はeriさんのインスタ(@e_r_i_e_r_i)をチェック。※『anan』2023年10月18日号より。写真・清水奈緒取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月13日個人と個人がつながり、あらゆるものを“シェア”して生きていくという価値観。シェアリングエコノミーが広がっていけば、従来の社会からどのように変わるのか。シェアライフの第一人者・石山アンジュさんとジャーナリスト・堀潤さんに、その心構えも聞きました。シェアが普及した未来は、どんな社会に?安心のセーフティネットが広がっていく。堀潤(以下、堀):シェアリングエコノミーが広まれば、安心のセーフティネットが広がると思います。働き方も暮らし方も、もっと自由になるでしょうね。石山アンジュ(以下、石山):多様な価値観が広がりますよね。堀:シェアライフの安心感は、僕自身が身をもって実感しました。NHKを辞めた時、ノープランだったので不安はあったのですが、しばらく知人のいたシェアハウスに住まわせてもらっていましたし、SNSで発信し、賛同してくださる人を募って、クラウドファンディングで自分の思う発信スタイルを実現することができました。共感する人とつながり、みんなが支えてくれた。世の中捨てたもんじゃないなと思いました。石山:昔からある“お互いさまの精神”ですね。堀:昔はお醤油の貸し借りができるコミュニティがあったのに、資本主義経済のアクセルを踏みすぎて壊れてしまった。もう一度シェアを通して紡ぎ出している感じがします。石山:変化の激しい時代の中で、持続可能性を高めるには、いろいろな土地で、人々が流動的に暮らすような暮らし方、働き方が理想だと思います。今よりもっと人口も少なくなりますし、人材を取り合うのではなく、シェアするというようなイメージ。そうすれば、万一、首都直下型地震が起こっても、社会が回るのではないでしょうか。堀:情報も大都市集約型から、地方の情報を吸い上げて全国から発信するような形になっていくと思います。地域にはそれぞれいいものがありますから、それを全国でシェアできればもっと活性化していきますね。石山:シェアリングエコノミーの話をすると「モノが売れなくなるのでは?」と言われますが、実はそうでもなくて、いろいろな企業のものに触れられることで、本当に好きなものは購入しようというふうになると思います。堀:ニューヨークでライドシェア(車のシェア)が広がった時、タクシー会社にとっては脅威と思われていました。でも、ライドシェアは需要によって値段が変動するので、タクシー会社はネットで予約ができるようにした上に、安定した価格で提供できる仕組みにアップデートしたんですね。シェアが広がると、既存のサービスもより使いやすいものになっていきます。石山:今は環境問題も待ったなしの状態ですから、大量生産・大量消費をやめて、モノを多く作らない代わりに、消費したものに付加価値をつけて再利用するシェアは、サステナブルなビジネスモデルです。これまでは、すべてを自分で買って所有しなければいけなかったところから、シェアをすることで、自分も得をしますし、地球も嬉しい。そんなライフスタイルを選んでいただきたいですね。自分は何をシェアできるか考えてみよう。堀:シェアライフを広げていくためには、「こんなものをシェアできるよ」と、もっと世間に知らせていく必要があるんじゃないかなと思います。石山:必ずしも得意なことやポジティブなものだけでなく、悩みや弱さを分かち合うこともできますよね?堀:そうなんですよ!コロナ禍になった直後、「あなたの不安は誰かのニーズです」と呼びかけて、Zoomで100人くらいの人を集めて話してもらいました。NPOの方々にも参加してもらい、掲げられた問題に対して、解決できそうなものは申し出てもらうというマッチングができました。弱さをシェアすることは、誰かのサービスを強くすることにもなるんですね。石山:お金を出せば全てが済む消費経済に慣れていると、シェアって少しめんどくさい側面はあると思います。でも、それも表裏一体で、誰かとコミュニケーションをとることで温かみのあるつながりを得られます。私自身、すごく実感していますが、明日何が起こるかわからない時代です。一人一人が心を開いて、誰かを受け入れる、つながる余白を持てたら、対立やヘイトもない豊かな社会になると信じています。石山アンジュさん1989年、神奈川県生まれ。デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師。一般社団法人シェアリングエコノミー協会代表理事。著書に『シェアライフ新しい社会の新しい生き方』『多拠点ライフ』。TVのレギュラー番組も多数。堀 潤さん1977年、兵庫県生まれ。ジャーナリスト。NPO法人「8bitNews」代表理事、「GARDEN」代表。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX 月~金曜7:00~)、『JAM THE PLANET』(J-WAVE 水・木曜19:00~)などに出演中。※『anan』2023年10月18日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・村田真弓イラスト・加納徳博取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年10月13日個人と個人がつながり、あらゆるものを“シェア”して生きていくという価値観が広がっています。モノや得意なことをシェアすることにより、これまでは無理と思われていたこともいろいろ叶いそう。シェアライフの第一人者、石山アンジュさんとジャーナリストの堀潤さんに「シェアすると、どんなことが叶う?」をテーマにお話しいただきました。自分の“好き”を仕事に変えられる。石山アンジュ(以下、石山):「働いて対価を得る」というと、自分の名刺に書いてある肩書の範疇でしかできないと、皆さん思っていらっしゃるのではないでしょうか。でも、これまで需要がそれほど多くなく、なかなか仕事につながらなかったニッチな領域も、シェアすることで対価を得ることができるんですね。たとえばマンホール好きな人が案内する“マンホール巡りのツアー”を個人が企画するとか。堀潤(以下、堀):いいですねえ!石山:教えたい人と教えてほしい人をマッチングするシェアサービスを使って、包丁研ぎが得意な人がオンラインで教室を始めたらすごく人気になって、やがて書籍化につながっていくとか。可能性が広がっていきます。堀:「えっ?これがお金になるんですか?」と、これまで無価値に思われていたようなことも、別の誰かにとっては必要な知恵や経験だったりします。石山:働き方の概念も変わりますよね。どこかに帰属していなくても、肩書や学歴、専門の資格を持っていなくても、「犬が大好きで、犬の散歩ならできます」「留学経験を活かして、アラビア語を教えられます」など、個人と個人の間で、小さな需要と供給を結びつけることができます。身近なことでシェアできることはいろいろあると思います。堀:シェアリングサービスという意識はないかもしれませんが、メルカリで自分の持ち物を出品するのも立派なシェアですよね。石山:そうですね。他にも、自宅の空いている部屋を民泊で貸し出して、いくらかお金を得ることも可能です。これまでの“働く”という感覚とは少し違うかもしれませんが、シェアリングサービスを使って、少しずついろいろなところから収入を得るということができるようになりました。いくつもの居場所を持ち、“安心”を手に入れられる。堀:収入を得る方法をいくつも持つというのは、安心にもつながりますよね。従来のように、一つの会社に帰属して、その会社のお給料しか収入口がないとなると、もし、そこで人間関係や働き方に問題があっても、辞めたら無収入になると思ったら、離れるのは難しくなります。でも、たとえ一つ一つは少額でも収入口を複数持っていれば、「一つがダメでも、他がある」と気が楽になります。石山:“安心”というキーワードはシェアライフにおいてとても重要ですね。安心の概念も変わってきたと思います。昔は家を持ち、終身雇用を前提とした大企業に帰属することが安心・安定のステイタスになっていました。でも、今は自然災害や感染症など、想像外のことが起きます。私は今、東京と大分の2拠点をベースに、他にも家のシェアリングサービスを使って、いろいろな土地で暮らしています。何が起きるかわからない時代では、会社も仕事も住まいも人間関係も、1か所に依存するよりも、小さなものに複数帰属するほうが安心なのではないかと思います。堀:いろんな居場所に身を置いていたら、場所ごとに自分の役割や活躍の仕方も変わるでしょうし、セーフティネットにもなります。また、働く時間や場所も自由になりますね。石山:多拠点生活も、昔は別荘を持つような限られたお金持ちが2軒分の家賃を払ってやっていた印象があると思います。でも今は家のシェアリングサービスも多々ありますから、それを利用して、誰でもさまざまな場所で働き暮らすことができるようになりました。“つながり”という、一生ものの資産を得る。石山:シェアリングエコノミーは、個人対個人のつながりが無数にできるということですから、“つながり資産”にもなると思います。人とつながることは大切だとわかってはいても、コミュニケーション能力の高い人にしか人脈は作れないと思われていた節があったのではないでしょうか。でも、消費の形を少し変えるだけで叶えられます。堀:確かにそうですね。石山:たとえば、旅行先でホテルのスタッフとお友達になることはなかなかないかもしれないけれど、民泊サービスを使って、誰かの自宅に泊まり、一晩一緒にお酒を飲んでSNSでつながったら、一生のつながりを得られるかもしれません。私もそうして、いろいろな国でAirbnbを利用して泊まり、世界中に友達ができました。日本で大きな地震が起きると「うちの国に逃げてきたら?」と言ってもらったこともありました。堀:いいですね!石山:お金の価値はものすごく変動します。グローバルな経済の中では、一生懸命貯めた1000万円の価値も、円安になれば不可抗力的にその価値は目減りしてしまいます。でもこれは、個人の努力ではどうにもならないですよね。その点、何かあれば泊まらせてくれる家がある、相談に乗ってくれるお医者さんがいるなど、“つながり”はお金には代えられない、とても重要な資産なのではないかなと思います。信頼される喜びを得て、ウェルビーイングに。堀:シェアライフの上では、“信用”や“信頼”も大きな要素になりますね。石山:はい。近所のお醤油の貸し借りは、顔を知る人同士の中で、信頼が担保されていました。企業が作るお醤油は、企業や行政の審査基準を満たしているかどうかで、安心の判断ができたと思います。シェアリングエコノミーの世界では第3のフェーズに入っていて、お醤油にラベルが貼っていなくても、100人が味見をして、「美味しかった」「安全だった」など、100人分の集合知の記録が信頼の担保になります。自分のスキルや経験などをシェアし、それが多くの人に認められれば、キャリアのステップアップにもつながっていくのかなと思いますね。堀:いろんな価値観の人から寄せられた感想なので、多様性も生まれます。これまでの社会では、古い価値観がそのまま続くことがありましたけど、シェアライフでは、今を生きる人たちが価値を常にアップデートできるということもすごくいいですね。新陳代謝がおこなわれやすい。石山:先人の作った価値観に縛られなくていいというのはいいですよね!堀:メディアのあり方も変わると思います。これまでは権威を検証するのがジャーナリズムでしたが、シェアリングエコノミーによって生まれた価値が、正しく評価されているか、誰かの思惑によって故意に作られてはいないか、みんなの築いてきた信頼が毀損されないよう検証するようになってくるでしょうね。石山:シェアリングエコノミー協会で実態調査をした時に、「自分が得意な何かをシェアした際、『ありがとう』と相手に感謝をされることがものすごく生き甲斐になった」「生活の充実度の向上につながった」というデータが出ました。シェアライフは、ウェルビーイング、豊かさを感じるきっかけにもなると思います。堀:孤独や孤立対策にもなりますね。報道の現場で言うと、自分たちの身の回りで起きていることに世の中から関心を向けられなくなると、孤立感や孤独感を深めてしまいます。石山:わかる気がします。堀:たとえば災害の現場で、しばらく止まっていた水道が回復したと発表されても、実際には蛇口をひねってもチョロチョロとしか水が出なかった。これはマスメディアではなかなか報道されないけれど、当事者にとっては大事なニュースです。また、それを伝えることで、「回復したといっても、すぐにいつものように使えるわけではないのだな」ということを知って、次の被災者が対策を練ることができます。「こんな些細なことにも目を向けてくれるのですか?」と言われますが、そういう情報こそ伝えるべきこと。今までは、情報のシェアでそういうマッチングは、あまりうまくいっていませんでした。石山:災害、有事の際にシェアサービスはすごく有効だと思います。行政や支援団体がモノを届けたり支援をしていますが、細かなところにまで手が届きません。シェアリングエコノミーでは、「うちは2人までだったら泊まれます」「A地点からB地点までは私の車に乗せられます」といった、個人間でできる支援が可能になりますよね。堀:それ、めちゃくちゃいいですね!誰もが何かの分野の主役になれる。堀:シェアをすることで、自分が主役になれる“価値の創造の現場”が作れるようになると思いますね。誰もがクリエイターになれる。石山:そうですね。価値の分散化、“いろんな正解がある”というふうになりますよね。たとえばここ数年、タピオカブームがあり、多くの店が作られて、これまでだったら1番人気の店が街を制覇していたと思います。でも、「私はここのタピオカが好き」と、それぞれが自分の価値観をシェアすることによって、価値の分散化が起きて、個人商店がたくさん並び、どの店にも少しずつお客さんが来るような世界が作っていけると思いました。堀:選択肢が増えますね。誰かが何かに価値を見出し、その価値が共有されて広がっていく。フェアトレードの商品が市場に出回るようになったのも、環境に優しい、人権を傷つけないというコンセプトが広まったからだと思います。自分の好きなものをシェアすることで、“みんなが好き”のブームの仕掛け人になれる可能性も大いにあります。世の中に価値のないものはない、というのを実感することができる時代。それもシェアリングエコノミー、シェアライフの素敵なところだと思います。石山アンジュさん1989年、神奈川県生まれ。デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師。一般社団法人シェアリングエコノミー協会代表理事。著書に『シェアライフ新しい社会の新しい生き方』『多拠点ライフ』。TVのレギュラー番組も多数。堀 潤さん1977年、兵庫県生まれ。ジャーナリスト。NPO法人「8bitNews」代表理事、「GARDEN」代表。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX 月~金曜7:00~)、『JAM THE PLANET』(J-WAVE 水・木曜19:00~)などに出演中。※『anan』2023年10月18日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・村田真弓イラスト・加納徳博取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年10月12日石山アンジュさんと堀潤さんが考える、“シェアライフが導く未来”。ここでは、シェアリングエコノミーを取り入れた暮らし、“シェアライフ”の概念について解説していただきました。シェアライフとは?石山アンジュ(以下、石山):「シェアリングエコノミー(共有型経済)」は、実は世界でも確固たる定義はないんですね。私の解釈ではわかりやすく言うと“分かち合い”。昔、ご近所さんでお醤油の貸し借りをしていたのと同じことを、スマートフォン1台で、インターネットを介して行う。今はお醤油を必要としている人、持っている人、作りたい人が可視化できる時代です。瞬時に100人と分かち合うことも、海外の人と分かち合うことも可能になりました。堀潤(以下、堀):需要と供給がマッチングされるだけでなく、そのお醤油が他の家を回ることで、そこにコミュニケーションが生まれます。消費したり流通するだけでなく、価値が膨らんでいくというのもシェアライフの面白さですよね。石山:そうですね。モノに限らず、時間や空間、移動手段、得意なことなど、さまざまなものをシェアできるようになりました。これまでは企業がモノやサービス、情報を生産して、消費者が買うという一方向でした。それが、個人と個人がつながり、あらゆるものを共有して双方向にやりとりできる。それによって、個人がさまざまな形で社会に参画できたり、得意なことを無数の世界の人と共有できるようになるというのは大きな違いですね。堀:すごく共感します。僕はNHKというマスメディアにいましたが、10年前に辞めて、「8bitNews」という市民参加型ニュースサイトを立ち上げました。これは誰もが発信者になれるニュースのシェアです。社会課題にまつわる根深い問題のひとつが、“政治や企業が解決するもの”と当事者意識を持てない人が多いことだと思います。より多くの人が当事者意識を持って、積極的に関わっていくためには、消費者や受信者ではなく、発信者・生産者になることが一番の近道なんじゃないかなと思ったんです。石山:本当にそうですね。シェアリングエコノミーは、企業や自治体、社会に合わせて個人が動くのではなく、“個人が主体”というのが基本ベースにありますね。堀:これまではメディアや企業が価値ありと判断したものだけが世の中に流通していました。でも、素人と言われてきた人も、何かしらの専門家なんですよね。100人いれば100通りの価値がある。私が好きなもの、私がいいと思うもの、それらをシェアし合うのはすごく楽しい世界だと思います。石山:シェアライフは、働き方や生き方も自由に変えていくウェルビーイングな生き方、幸福感を得られる可能性を秘めています。石山アンジュさん1989年、神奈川県生まれ。デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師。一般社団法人シェアリングエコノミー協会代表理事。著書に『シェアライフ新しい社会の新しい生き方』『多拠点ライフ』。TVのレギュラー番組も多数。堀 潤さん1977年、兵庫県生まれ。ジャーナリスト。NPO法人「8bitNews」代表理事、「GARDEN」代表。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX 月~金曜7:00~)、『JAM THE PLANET』(J-WAVE 水・木曜19:00~)などに出演中。※『anan』2023年10月18日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・村田真弓取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年10月12日お金は生きていくうえで大切なものですが、時にはトラブルの元になってしまうことも。 今回は実際に募集した金銭トラブルエピソードを紹介します!勝手に追加サービスを契約ルームシェアをしていたころの話です。ルームシェア先の共有費用の支払い時に「ちょっと、なにこの金額…?」と思わず口にしてしまうほど驚くことがありました。費用は均等に割り勘していたのですが、明細を見るとある項目の金額が大幅に上昇していたのです。調べてみると、ルームメイトが私の承諾なしに有料の追加サービスを契約していたことが判明しました。相談もなしに…とモヤモヤしましたが、おさえて冷静に話を聞くことにしました。合意の上で進めるべきなのにルームメイトは自分が1人で楽しむために追加サービスを利用していたことを告白しました。しかし、その費用はサービスを利用しないこちらにもかかってくるため、今後は共有費用の変更や追加サービスの利用については事前に相談してほしいと伝えました。ルームメイトはきちんと謝罪してくれ、そのときのサービス料はルームメイト1人で負担することになりました。その後は、全員にかかわることなら小さなことでも話し合うようになり、よかったです。(女性/41歳/会社員)話し合うことが重要「金の切れ目は縁の切れ目」と言うように、お金はトラブルの元になりやすいものですね。お金に関することを話し合うときは、お互いに嫌な思いをしないようにしなければいけませんね。以上、金銭トラブル体験談でした。※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。
2023年06月24日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第22話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。その後、“泥棒騒ぎ”が収まり平和な日常を送れるように。再び“盗難事件”が勃発!住人全員で話し合うことに……。疑いは晴れない……疑心暗鬼になる住人たち……軽美の彼氏が犯人……?軽美の彼氏が犯人だった……という結末の方が気が楽ですよね。でも決定的な証拠がない以上、行き詰まり状態……。真央達はこの状況をどうする!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月19日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第17話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。泥棒の犯人捜しで“疑心暗鬼”になる住人たち。ついに“新参者”の真央に疑いの目が……。さすがに否定……誰のこと……?話が聞こえていた……?シズカの証言……軽美の彼氏が共有スペースをうろついていた!?どんどん怪しくなってきましたね……。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月06日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第15話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。『泥棒はこの中にいる』物が盗まれて騒ぐ住人たち。そして後日確信せざるを得ない出来事が……。汚ギャ子も被害に……心当たりは……軽美の彼氏に疑いの目が……シェアハウスで次々と起こる盗難騒ぎ。犯人は軽美の彼氏なのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月02日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第13話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。そして話は真央が引っ越してきた頃に。次々と物がなくなる中、“犯人探し”をする真央たち。疑いの目を向けた“人物”は……?勘違い……まだ犯人は不確定……不和子に異変が……泥棒の正体がわからないまま、次の事件が……!?不和子はどうしたのでしょうか!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月20日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第12話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。そして話は真央が引っ越してきた頃に。届いているはずの荷物が無くなった真央。ともに相談すると“衝撃の事実”が……。真央と同じ状況のとも……犯人は誰……?思い当たる人物……疑いの目を軽美の彼氏に向けた真央たち。真相はいかに……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月19日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第2話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回のあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、レジで『財布』がないことに気づき“パニック”に……。住人も大騒ぎ……三者三様の反応……賑やかなシェアハウス……結局、真央の財布は見つからず……。本当に真央の財布は家でなくなったのでしょうか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月12日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第1話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)上京し、大学に進学した真央。これは真央が“泥棒”のいるシェアハウスに住んでしまった話です……。ある日のこと……パニックになっていると……救世主現る……事情を話し……財布を無くしてしまった真央。家の中に財布はあるのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月11日シェアレストランを卒業した新規オープンのご案内吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストラン(代表取締役:武重準、本社:東京都中央区)は、間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を卒業した新規オープンをご報告いたします。早稲田、上野、新宿と間借りで経験を積んだ「magariバーガールート66」が新たに「ブランニューバーガー」として牛込柳町に実店舗を出店致しました。レストラン不毛地帯と言われる場所に誕生した周辺住民待望のグルメバーガーです。肉好きの間での話題は店主の「肉磨き」。ブロックで仕入れたミスジ肉を丁寧にハンドチョップ、余計な油やスジを取り除いて肉肉しいパティの食感を実現しています。ピカピカのキッチンで頂くハンドチョップしたての新鮮バーガーは格別です。牛込柳町駅西口出て直ぐの場所で皆様のご来店を心よりお待ちしております。牛すじチーズバーガー今の味を独学で切り開いた店主の日比野さんメニューフードメニュードリンクメニュー他店舗情報店舗外観カウンター席店舗名Brand New Burger住所東京都新宿区原町2-6-6都営大江戸線牛込柳町駅西口徒歩10秒!オープン日 2023年2月1日営業時間 11:00〜14:30/17:30〜20:00定休日不定休(SNSをご確認ください)Instagram : 間借りのマッチングサイト「シェアレストラン」についてシェアレストラン | お店を間借りできるマッチングサービス : シェアレストランマガジン | 間借り開業を全力応援!吉野家HD株式会社シェアレストランが運営。シェアレストランで開業した方をご紹介します : 我々飲食店にとって、まだまだ先行きの見通せない不透明な時代が続いてます。まずは、シェアレストランで借金をせずにコツコツとファンを掴みませんか?飲食店オーナー様は空いた時間を活用してお店を盛り上げませんか?本サービスは、飲食店を通じ「低リスクで飲食店を開業したい利用者様」と「新しい仲間の募集に取り組みたいオーナー様」とをマッチングするプラットフォームです。【SNS】 【会社概要】会社名:株式会社シェアレストラン所在地:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町36番2号 Daiwaリバーゲート18階事業内容:シェアレストランの運営 ~本件に関するお問い合わせ先~吉野家ホールディングスグループ株式会社シェアレストラン代表取締役武重準 j.takeshige@yoshinoya.com 080-3169-5216 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月09日一緒に使って二人できれいに。パートナーとシェアしたいビューティアイテム。リアルなシェアビューティ事情。実際にパートナー同士でシェアしている人はどのくらいいる?今どきのリアルなビューティ事情を男女100名ずつにアンケート!Q. パートナーとビューティアイテムをシェアしたことはありますか?【女性の回答】YES…40%、【男性の回答】YES…37%実際にシェアした経験がある人は男女ともに4割ほど。「美容液など高いものは、勝手にバンバン使われたくはない」(30歳・女性)と、勝手にシェアするのはNGという意見もあり。Q. どんなものをシェアしていますか?1位…ドライヤー、2位…バスアイテム(ボディソープ、シャンプー・リンス、洗顔・クレンジング)、3位…化粧水・乳液*男女共通結果1位はドライヤー。2位のバスアイテムのうち洗顔料をシェアし、「二人で毛穴がきれいになったと見せ合って楽しい」(28歳・女性)という方も。3位は意外と化粧水・乳液!Q. 一緒に使うようになったきっかけは?【女性の意見】おすすめだと伝えたら、効果も実感してくれた。(32歳)/私の使ってみてと半ば強要しながらボディケアをしてもらうように。(30歳)/夫はこだわりがないのでお風呂で使うものは一緒に使う。(32歳)【男性の意見】置いてあったのを良さそうなので使ってみたら気に入った。(44歳)/日焼けをして化粧水が使いたくて借りてから一緒に使うように。(45歳)/妻が買ってきて使用して良かったから。(46歳)「旅行先で貸したら定番化」(22歳・女性)など美容に詳しい女性がリードして、男性の意識が目覚めるパターンが最多。男性は日焼けなど必要に迫られて一歩踏み出す人も。Q. シェアする魅力は?1位…経済的、2位…省スペースになる、男性の3位…使いたいものを試せる、女性の3位…同じ香りを楽しめるまとめて買えるお得さなど、合理的な理由が上位に来る中、女性側は香りを共有できる、という感情のポジティブな面が3位に。一緒にきれいになる楽しさ、豊かさに目覚めている人が女性には多いよう!ここでは、シェアにぴったりなクールなデザインの美容家電をご紹介します!Designインテリアにもなじむ、モノトーン系の洗練デザインの美容機器は、シェアにぴったり。二人で購入すれば高額なものも手が届きやすいし、効果を実感できるいいものが選べる!1、パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH‐NA0J」コンパクトな軽量ボディはスタイリッシュな佇まい。人気のドライヤーが、折り畳まずに収納できる新デザインで登場。ナノケア史上最大風量と過度な熱を抑えるセンサーを搭載し、速乾と快適さを両立。「ツヤ感もボリュームも叶えてくれる。全員に推したい!」(ヘア&メイクアップアーティスト・KUBOKIさん)。¥38,610*編集部調べ(パナソニック TEL:0120・878・697)2、ミーゼ「スカルプリフト アクティブ プラス」頭皮と表情筋を刺激するブラシ型美顔器が進化。従来品よりEMSの体感を高め、より効率的なケアが可能に。アタッチメントを替えれば、自動でモードが切り替わるのも簡単。防水仕様でお風呂でも使える。スカルプ用、フェイス用のアタッチメント付き。¥59,400(ヤーマン TEL:0120・776・282)KUBOKIさんヘア&メイクアップアーティスト。Three PEACE所属。美容雑誌や広告など幅広いジャンルで活躍中。タレントからの指名も多数。ヘアサロン『umber』『awin』主宰。※『anan』2022年9月21日号より。写真・市原慶子スタイリスト・野崎未菜美取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2022年09月18日賞味期限が短いものや訳あり品など、通常なら廃棄されるフードをお得に購入できるフードシェア。食品ロス対策として、サステナブルな取り組みに気軽に参加できるのも魅力。フードシェアQ、食品ロスを削減するフードシェアを利用したことがありますか?ある…59%、ない…41%形が悪いだけで安くなっているものなどは、味は変わらないのでお得感がある。(28歳・会社員)訳あり品であっても許容範囲内のものが多いので、安く買えてむしろ活用していきたい。(31歳・会社員)そのようなサービスがあること自体知りませんでした。(30歳・会社員)#産直の訳あり品をシェア!tabeloop生産者と消費者を繋ぐ会員制プラットフォーム。味は問題ないが形が不揃いだったり、キズがついているなどの理由で市場に流通されない産地直送の商品を中心に販売。対象商品は、野菜、果物、魚などの一次生産品のほか、包装が汚れている加工食品、賞味期限の問題でスーパーなどの店頭に並ばない食品など幅広く取り扱っている。1円でゲットできる超お買い得なお宝商品も数量限定で販売されるので要チェック。サイト内で商品を購入した代金の一部は、飢餓撲滅に貢献する団体に寄付されるので、社会貢献にもなる。「たべるーぷ」料金:登録無料#飲食店のメニューをシェア!TABETE食品ロスになる前のフードをレスキュー。まだおいしく安全に食べられるのに、お店の閉店までに売り切るのが難しいメニューを安く購入できる。作りすぎてしまったパンやケーキ、弁当、惣菜をはじめ、予約キャンセルが出てしまった食事、食材の端材で作ったオリジナル商品など、バラエティ豊かなフードが続々出品される。ホテルやレストラン、洋菓子店など、登録数は2000店舗以上。アプリで事前決済をして、お店ではアプリ画面を見せて受け取るだけでOK。夕方から夜にかけて出品数が増えるので、夜のごはん選びに賢く活用して。「タベテ」料金:登録無料#食品ロス削減ボックスfuub人気のお菓子やドリンクを最大9割引きで買える無人販売機。食品ロス削減を目的とした無人販売サービス。冷蔵機能付きの販売機で、納品期限を超過したことやパッケージ変更などの理由により、まだ食べられるのに場合によっては廃棄される可能性がある食品が買える。お菓子、ドリンク、カップラーメンなどが定価の3割~9割引きでゲットできる!専用Webサイトから受取場所を指定し、商品をオンライン決済で購入して無人販売機で受け取るだけ。駅や商業施設、自治体や福利厚生を目的としたオフィスなどに導入され、全国42か所で展開。「フーボ」料金:登録無料#シェア買いカウシェ楽しさを追求しながらお得な買い物体験を。友人や家族、またはSNS上の誰かと、自分を含めた2人以上で「シェア買い」することで、通常よりリーズナブルに商品をゲットできるサービス。取り扱い食品は、お肉、海鮮、惣菜、スイーツ、ドリンク、お酒といった幅広いラインナップで、最大70%引きなどの爆安価格で購入できる。アプリ内で好きな商品を選んでグループを作成し、友達や家族などメンバーを招待して、時間内に必要な人数を集められたらシェア買い成功。食品のほかに、日用品、家電製品、美容、コスメも取り扱っている。「カウシェ」料金:登録無料※『anan』2022年9月21日号より。写真・青木加代子イラスト・徳永明子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2022年09月17日様々なものがシェアできる時代になり、便利になった一方で、種類が多すぎて何を選んだらよいのか悩む人も多い。そこでanan総研メンバーの意見を紹介しつつ、人気が高いシェアサービスを編集部がセレクト。総合型・専門型から自分に合ったサービスを選択。モノ、フード、スペース、スキルなどあらゆる資産を対象にしたシェアサービスが続々増えている。「サステナブルな暮らしが注目を集め始め、何かを共有するという考え方が少しずつ浸透したこともあり、シェアサービスの需要が高まっています。特に買うと高いもの、必要な時だけ利用したいもの、維持費がかかるものなどがシェアされやすい傾向にあります」そう話すのは、シェアリングエコノミー協会 個人会員事業部長の糸原絵里香さん。しかし、数多くのシェアサービスが展開されているので、何を基準に選んだらよいのか迷ってしまう。そこで選ぶ際のポイントを教えてもらった。「シェアサービスは主に、幅広いジャンルを取り扱う総合型と、ひとつの内容や商品に特化した専門型に分かれます。シェアしたいものが決まっている場合は、比較的安く利用できる専門型から、様々なものをお試しで使ってみたいなら総合型から探してみるのがおすすめです。ただ個人間でのシェアは、トラブル時に自己責任になる場合があるため、取引する前にしっかりと内容をすり合わせること。どのサービスも口コミやレビューが掲載されているので、それらを参考にして選ぶとよいでしょう。シェアすることは、生活を便利にしてくれるだけでなく、今まで知らなかった世界を知るきっかけにもなり、人生が豊かになります」自分に合ったシェアサービスを利用して、生活を豊かにしよう。Q、これから使ってみたいシェアサービスのジャンルは?空間のシェア(シェアオフィス、民泊など)…38%、スキルシェア…29%、モノシェア…20%、乗り物シェア…8%、その他…5%モノシェア日々の生活に彩りを添える高価なものはシェアされやすく、先に試して購入を検討するために利用することもできる。モノを買わずに共有することで、ミニマムライフも叶う!Q、モノのシェア・レンタルは、ご自身的に“あり”だと思いますか?ありだと思う…35%、どちらかというとあり…18%、どちらかというとなし…35%、なしだと思う…12%きちんとしたサービスで、衛生面がちゃんとしていればアリ。(26歳・会社員)家にモノを増やしたくないので、なるべく持たない生活をしたい。必要な時だけ保有する生活を当たり前にしていきたい。(30歳・会社員)たまにブランドバッグが欲しくなったりして、借りられたらコスパも良いし気分も上がりますよね。(36歳・会社員)#インテリアをシェア! CLAS様々なテイストの部屋を丸ごとコーディネート。ソファやテーブル、チェア、ベッド、収納、照明、観葉植物などの家具・インテリアを月額制で期間制限なくレンタルできるサブスクリプションサービス。さらに大手メーカーの話題の家電やベビー&キッズ用品も取り扱う。プロがテーマに合わせてコーディネートしたインテリアを丸ごとレンタルすることも。月額制でいつでも自由に利用・交換が行えるので、模様替え感覚で様々なテイストの住空間が楽しめる。「クラス」配達対象エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県料金:月額440円~#家電をシェア!Rentio3000種類以上の最新製品を3泊からお試しできる。一眼レフカメラをはじめ、美容・キッチン・掃除など、人気が高い家電製品を3000種類以上取り扱う。旅行時やホームパーティ、シーズンものなど短期間だけ使いたい時はもちろん、気になっている商品を購入前に試してみたい時にもピッタリ。レンタルして気に入ったものは、そのまま購入することも。3泊4日、14泊15日などお試し利用、もしくは月額制で気軽に利用できる。「レンティオ」料金:例:ヘルシオホットクック月額1980円、GoPrp HERO9 3泊4日6980円、リファ ファインバブル14泊15日4980円#バッグをシェア!Laxus憧れの60ブランドのバッグが使い放題。最新バッグから人気バッグまで、世界的に有名な高級ブランドバッグを借りられるシェアリングサービス。60ブランド、4万点以上、30万円を超えるバッグを交換自由で、とっかえひっかえ使い放題。全バッグ鑑定済み、クリーニング、メンテナンス済みなので状態はとてもキレイ。お気に入りをずっと借りても、往復送料無料なので違うバッグと交換してもOK。日常使いによる細かいキズや汚れは補償付きだから安心。最短翌日お届けも可能なので、急なパーティやデートにも!利用者の口コミブランドバッグは持っていたいけど、たくさんの種類を買うことはできないし普段のお出かけでは使わないので、使いたい時だけレンタルできてコスパも良く便利。(29歳・公務員)「ラクサス」料金:月額7480円#洋服をシェア!airClosetプロのスタイリストがその人に合う、最新トレンドを押さえた洋服をセレクト。約50項目の質問から導き出されるスタイリングカルテをもとに、雑誌や広告などで活躍するスタイリストが様々なジャンルからあなた好みのスタイルを提案。最新スタイルのファッションアイテムが毎月届く。スタイリストのアドバイスを参考に、手持ちの洋服と合わせて着回しを楽しんだりと、コーデの幅がぐっと広がる。月に1回3着届くライト、1回3着を何度でも試せるレギュラー、月に1回5着届くライトプラスの3つのプランから選べる。「エアークローゼット」料金:月額7480円~糸原絵里香さんシェアリングエコノミー協会個人会員事業部長。シェアワーカーとして民泊、料理を中心とした家事代行、オンライン料理レッスンなどを行っている。『料理インストラクターいとえりと一緒にやれば絶対できる 30分3品 楽楽ごはん』(徳間書店)が発売中。※『anan』2022年9月21日号より。写真・青木加代子イラスト・徳永明子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2022年09月17日洗練されたセンスと仲睦まじい二人の雰囲気が、とても素敵なソヨンさん、ユウさん夫婦。シンプルだけど、目を引く…二人の絶妙なリンクファッションのコツを直撃。ソヨン&ユウが着る、ユニセックススタイルソヨンさんは、シャツ『JOSEPH』、パンツ『H&M』、パンプス『MM6』、ネックレス『ZARA』。ユウさんのライダースジャケットとトップスは共に『MISTERGENTLEMAN』、パンツ『Dickies』、スニーカー『CONVERSE』。「モノトーンで合わせました」(ユウさん)夫婦コーデを始めてから着こなしの幅が広がった。インスタグラムに投稿される夫婦コーデが話題のソヨン&ユウさん。開始からわずか1年ほどで、フォロワー数は15.2万人を突破。ベーシックなアイテムをおしゃれに見せるテクニックに支持が集まっている。「シンプルでモダンなテイストが好きで、そこにその時のトレンドカラーを加えたり、気分でバランスを変えるようなスタイルが基本。それは旦那さんも同じです」(ソヨンさん)「服の好みが似ているので、インスタを始める前から自然とテイストが合っていたんですよね」(ユウさん)ワードローブの中には、二人でシェアしているアイテムも多い。「基本的に僕の服は、ボトムスと靴以外、ほとんどシェアしています。そもそも今はソヨンが着られるものでないと、買い物のGOサインが出ません(笑)」(ユウさん)「別々で買い物に行ったとしても、必ず買う前に写真を見せ合ったりして意見を聞きます。お互いのセンスを信じているので、相談なしで買うことはないですね」(ソヨンさん)こんな服に関するやりとりが、二人の大事なコミュニケーション。「コーデの意見が合わなくて、喧嘩をすることもあるんです。でも笑って写真を撮らないといけないから、1日以上、喧嘩を長引かせることもなくなりました(笑)」(ソヨンさん)そして、夫婦コーデを始めてから、スタイリングの幅も広がったという。「今まではモノトーンアイテムしか着てなかったんですけど、写真が全部白黒になるのはしんどいし、もっとバリエーションが必要だなと思って、色物も着るようになったんです。コーデの幅が広がったことで、もっと服が好きになった気がします」(ユウさん)“Share”Q&AQ1. コーディネートをリンクさせるポイントは?「テイストと色を合わせること。色は同じでなくても、トーンを揃えたり、相手の着こなしに似合う色であればOK」(ソヨンさん)。「ソヨンが主体なので、彼女を引き立てる思いやりです(笑)」(ユウさん)Q2. いいなと思う、相手のおしゃれポイントは?「ハイブランドじゃなくても、高見えさせる素材選びのセンス。デザイナーとしての経験や知識がその審美眼に繋がるのかなと」(ユウさん)。「シンプルなものもおしゃれに見せるバランスの良さ」(ソヨンさん)Q3. 今後どんな服をシェアしてみたいですか?「前からステンカラーのコートを探しているんですけど、いいものがなくて。この秋こそはシェアできるサイズ感の素敵な一着を見つけたいです」(ユウさん)。「トレンドの色物を取り入れたいです」(ソヨンさん)“Share”Itemライダースジャケット1枚目写真でユウさんが着用していたもの。ソヨンさんが着ると、程よいオーバーシルエットに。高価な服も二人で着るならコスパ良し。“Share”Itemスニーカー色違いの『VANS』のオールドスクール。好きなものが似ているから、意識して揃えなくても、たまたまかぶることが多々あるそう。ソヨン&ユウ韓国出身のデザイナー、ソヨンさんとブランドディレクター、ユウさんの日韓夫婦。二人の新ブランド『toh.』(toh10.com)のHPが9月下旬オープン。インスタグラムは@_toh_※『anan』2022年9月21日号より。写真・川村恵理取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2022年09月17日Z世代のおしゃれアイコンとして注目されている、ミチさんとよしあきさん。リンクするからより映える、コーデのポリシーやテクニックが満載です。ミチ&よしあきが着る、似合わせリンクコーデ色違いの『CELINE 』のジャケットに、同ブランドの「トリオンフ」モチーフのミニバッグをオン。ミチさんはトレンドのミニ丈のプリーツスカート、よしあきさんは程よくエッジの利いたダメージデニムでそれぞれに似合うコーディネートに落とし込む。ずっと一緒にいるからこそ、自然とマッチする二人。センスを持ち寄り、服をユニセックスに着こなす“姉弟コーデ”が、同世代から支持を得ている二人。ファッションのシェアは、幼い頃から。「お洋服に興味を持ち始めたのは、中学~高校生の頃。当時は、今よりももっと二人で同じ格好をしたいって思っていました」(ミチさん)「なんなら、毎日何を着るか打ち合わせをしていたぐらい。それなのに今は、待ち合わせをすると打ち合わせなしにお揃いになっちゃう(笑)。二人でイベントに出る時などに、お揃いのジャージーを着るのが今の二人のブームで、ステージ上だけではなく『裏でもあの二人お揃いなんだ』って思われたいし、それを楽しんでいます」(よしあきさん)ファッションのポリシーは、もともと似ている部分も多いという。「あくまでもシルエットはシンプルで、ちょっと遊び心あるデザインに惹かれます。例えばデニムでも、王道の形だけど、リメイクっぽい加工がしてあったり」(よしあきさん)「ベーシックなシャツでも、個性的な生地だったりね。でも私はたまに、攻めたスタイルや、トレンドが欲しくなっちゃう。だから、バラバラに買い物に行った時は、『このデニム、値段は高いけど切り込みが入ってて可愛いと思うの。どう?』ってよし(あき)に写真を送ったりすることもよくあります」(ミチさん)「『僕が切り込みを作ってあげるから買わなくていいよ』って返すのですが、実際にやったことはありません(笑)。でもそうやってアドバイスし合ったり、シェアすることで楽しみは倍増します」(よしあきさん)“Share”Q&AQ1. 二人でシェアしやすいアイテムは?「実はボトムスのサイズが一緒。私はお尻にボリュームがあるので、お尻に合わせてボトムスを選ぶと、腰回りが細いよしも着られちゃうんです」(ミチさん)。「帽子やカバンなどの小物はお揃いも多い」(よしあきさん)Q2. いいなと思う、相手のおしゃれポイントは?「アイコニックなアイテムをたくさん持ってるミチの、冒険心が素敵。それを僕がコーディネートしてあげるのが楽しい」(よしあきさん)。「よしはコーデがめちゃくちゃ上手で、全身バランスがきれい」(ミチさん)Q3. シェアコーデを成功させるコツは?「全部合わせすぎないこと。小物だけをお揃いにして、あとは自由にすると、お互いの個性が出たシェアコーデになる」(よしあきさん)。「色だけ決めてもOK。白のワンピと白Tで、自然なリンク感に」(ミチさん)“Share”Item『Burberry』のバケットハット「1点で目を引くアイコニックさ」(よしあきさん)。「約3年前に購入。よしが先に買って可愛いので真似しました」(ミチさん)ミチ’98年3月6日生まれ。モデル、タレント。数々のブランドアンバサダーとしてショーやイベントに登場、ドラマにも出演など様々な舞台で活躍中。よしあき’00年8月27日生まれ。モデル、タレント。『土曜はカラフル!!!』(TOKYO MX)レギュラー出演中。※『anan』2022年9月21日号より。写真・山越翔太郎ヘア&メイク・坂本怜加(アルール)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2022年09月16日シェアハウスという暮らし方が定着して久しいものの、今その役割が改めて見直されています。興味のある人も、まだハードルの高さを感じている人も、思わず住みたくなるシェアハウスの最新事情を調査。自分が求めるスタイルと運営との相性を見極めて。今や、私たちの住まいの選択肢の一つとなったシェアハウス。「日本のシェアハウス需要は社会人女性をエンジンにして伸びており、世界でもレアなケースです。女性の社会進出が当たり前になり、キャリアを重ねる人が増えて晩婚化が進み、プライベートな人間関係を補完する役割を期待して入居する人が多くなりました。またコロナ禍を経て、リモートワークが増えた結果、家で過ごす時間を豊かにしたいという思いから、コスパではなくライフスタイルを重視するシェアハウスの需要が高まっています。入居時に大事なのは運営会社との相性。大きな会社だからといって自分に合うとは限らないので、できれば3つの運営会社に連絡を取り、実際に物件を見に行ってください。経験豊富な会社の多くは仲介会社ではなく、運営会社の人が案内してくれます。いくつか比較することで相性の違いがわかるので、しっくりくるものを選びましょう。住んだ後の満足度が変わってくるはずです」(北川大祐さん)物件ごとにそれぞれに魅力が!今どきシェアハウスの潮流。シェアハウスといえどタイプはさまざま。なかには、コロナ禍になり新たに需要が伸びてきたものも。ここでは、多種多様なシェアハウスの傾向と特徴をピックアップ。選ぶ時の参考にしてみて。Case1:#都会 #ライフスタイル重視アクセスのいい場所で快適な暮らしを望む人に。都心などの便利な場所にあり、広い生活スペースやデザイン性の高い居住空間、ワーキングラウンジやフィットネススタジオをはじめとする充実した共用部分などが大きな魅力に。使い勝手や居心地は抜群だが、そのぶん賃料は高め。「居住者は30代以上がメインで40代、50代の人も住んでいます」(北川さん)Case2:#都会 #賃料抑えめ昔から存在している、コスパ重視派の強い味方。「とにかくコスパよく過ごしたい人向けです」(北川さん)。個人スペースは狭い場合が多いが、“忙しくて家に帰るだけなので会社近くの安いところに住みたい”“都心に住んで遊びを充実させたい”というような声にも応えている。「今のトレンドというわけではなく、絶えず存在しているタイプです」Case3:#郊外・地方 #ライフスタイル重視自然が身近に。リゾート感あふれる人気タイプ。街の中心地を離れた自然豊かな場所にあるシェアハウス。「リモートワークをする人が以前よりも増えたことで、郊外が選択肢に入りやすくなったこと。また、家で過ごす時間が長くなり、いい空気が吸えるなど、息抜きのしやすさを重視する人が増えたことが要因で需要が高くなりました」(北川さん)Case4:#郊外・地方 #コンセプト重視オリジナリティあふれる、個性派シェアハウス。「猫と一緒に暮らせるものや、居住者同士で農作業を楽しみながら生活をするなど運営者の強い思いやコンセプトが色濃く出ているユニークなタイプ」(北川さん)。趣味嗜好に合ったものを見つけられると、日々の暮らしの充実度がアップすること必至。郊外に多く、コロナ禍になり、以前より数が増えている。Case5:#知り合い同士 #自主運営型人となりがわかっている相手と一緒に暮らす。「友だちや知人と一緒に物件を借りて住む自主運営型です」(北川さん)。王道シェアハウスタイプの一つで、ある程度人となりや気心の知れた人との生活で、暮らし方や空間づくりの自由度の高さがメリットとして挙げられる。物件や居住者探し、共用部の掃除など、管理のすべてを自分たちで行う必要がある。福澤涼子さんが考える、これからのシェアハウス。単身者も、子育て中の家族も、みんなが支い合える器に。2010年代から単身の若者の住まいとして、シェアハウスが選択肢の一つとなってきました。その後、シェアハウスを経験した若者が“このまま育児もできそうじゃない?”と、その暮らしを継続するケースが増えています。一般的に事業者のシェアハウスでは、妊娠した場合は出産前に退去となるケースも多く、自分たちで運営する自主運営型か、多世代型に強い思いのある事業者のシェアハウスの方が実現しやすいようです。第三者の存在があるシェアハウスでの育児は、育児時に感じやすい孤独や取り残されたような焦りが減ったり、他の誰かに子どもを見てもらえるなどセーフティネットができ、安心感が得られます。周りの人は自身が子育てをする時のシミュレーションとなるというメリットも。シェアハウスの面白いところは、普段、外では見せないダメな自分を互いに見せ、受け入れ合いながら生活をする点です。短所を人に受け入れてもらえた経験は、人と繋がる価値や、精神的な安心感に繋がるはず。水回りの共有は最初は大変だと感じる人も多いと思いますが、乗り越えると違う人生体験ができるかもしれません。北川大祐さんひつじインキュベーション・スクエア代表。2005年に、シェアハウスを専門に扱う不動産サイト「ひつじ不動産」を立ち上げる。現在は国内最大規模に成長し、累計40万件以上の問い合わせ実績がある。福澤涼子さん第一生命経済研究員、慶應義塾大学SFC 研究所上席所員。育児をしているシェアハウスでの共同生活を主に研究している。自身も子育てをしながら、エジプト人の男性とのシェアハウス生活を実践。※『anan』2022年9月21日号より。イラスト・石 明子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年09月15日長年やりたかったことをこれから始めるなら、ぜひおすすめしたいのが、街なかに増えている“スペースシェア”の活用。一つの場所を同じ夢や目標を持つ人と共有する、そんな新鋭のサービスを使いこなして、憧れのキャリアや気になる趣味に今こそトライしよう。個が力を持つ時代こそ“場の共有”が最適解。都市部を中心に畑やカフェなどの空間を共有するサービスが急増。そんな“スペースシェア”が増えている理由を、マーケティングライターの牛窪恵さんが分析。「昔は場ありきで人が集いましたが、ネットの普及で“人が人を呼ぶ時代”になり、一つの場所にとどまる必然性が薄れました。またSDGs志向が強まり、既存のモノやサービスを有効活用する意識にシフトした結果、スペースシェアの需要も高まっています」会員制シェアキッチンを営む『おへそキッチン』代表の小野円さんは、働き方の多様化に着目。「副業が広がった結果、作業場所を探す人が増えました。また横の繋がりに重きをおくフリーランサーにもスペースシェアは適しています」仕事以外の価値も、『渋谷書店』管理人の横石崇さんは推す。「初期費用をかけずにやりたいことを始められるというコストパフォーマンスの良さも魅力ですが、最大の利点は場所を介して仲間と出会い、自分らしい生き方ができるようになることだと思います」魅力に満ちたスペースシェア。気になる現場を覗いてみよう。“スペースシェア”を読み解くKeyword1、新しい人との出会い夢や目標を持った入居者がスペースシェアに集う。「将来起業するまでのファーストステップとして入居する人もいれば、趣味を深めるために活用する人もいたりとさまざま。ともあれ、一つの場にいろんな人が集まり意見交換をしたり、時には助言をし合ったりと、お互いにいい刺激を与え合えるはず。ご縁があれば、一つのことに一緒に取り組む仲間に出会えるかもしれません」(牛窪さん)2、自分らしさの体現スペースシェアを有意義に使うには、自分がやりたいことにとことん向き合うことが大切。「スペースシェアは好きなことや得意なことで自己表現する、その最初の一歩を踏み出す場になります。その業態は多岐にわたりますが、なかには金銭的な対価を得られるものも。スペースシェアというリアルな空間での“小商い”の経験を通して、自分らしく働く充実感を改めて感じられるはず」(横石さん)3、設備や情報の共有場所だけでなく設備もシェアできるのがコスト面でも魅力。「いずれ自分のお店を持ちたいという人にとってスペースシェアはやはり嬉しい。特にサロンやジムなどは必要な機材や道具が多いので初期費用がかかりますが、そこがシェアできれば、趣味を深めたい人が独立する際にもハードルが下がります。また他の入居者と有益な情報をシェアできるのもポイントです」(牛窪さん)4、地域との繋がりスペースシェアでの人との繋がりは地域にも拡張しうる。「シェアキッチンで出会った地元の農家と町のベーカリーの店主らが、それぞれの商品を使って一緒に商品開発した事例も」(小野さん)。横の繋がりから生まれる化学反応から町の風景にも影響が。「スペースシェアは町の文化が集まりやすい場所。その町のカラーを反映する場所として、今後いっそう発展していくでしょう」(横石さん)スペースシェアの現場Voice実際にスペースシェアを利用しているのはどんな人? 夢や目標を実現した人は、どんなふうに活用している?人が集う“場所”をつくり、さまざまな人が夢を叶えるのを目にしてきたスペースシェアの経営者に尋ねました。キッチンをシェア@おへそキッチン「働きたくても働けない、そんな人の力になりたくて会員制シェアキッチンを始めました」と話すのは、『おへそキッチン』代表の小野円さん。「大学入学から27歳で結婚するまで短期のバイトを含めて約70の仕事に携わり、自分に合う働き方を見つける大切さを実感。でも結婚後にある面接で“いずれ妊娠するでしょ?”と質問され、初めて面接で落ちたんです。それを機に自分で仕事をつくることを意識。それから出産を経て、同様の悩みを持つ女性たちとジャムやピクルスの製造業をスタート。当初は近所のカフェの工房を借りていましたが、自由にならないことが多く早急に自分たちの工房をつくりました。しばらくして休職中のパティシエなどから、キッチンを使わせてほしいとの問い合わせが続き、シェアキッチンとしても運営することに」保健所の営業許可を得た『おへそキッチン』は製造した商品の販売が可能。「会員の多くはここで商品の製造販売をしつつ価格設定や集客を“練習”し、その間に貯めた開業資金などで自分のお店や工房を持ちます。それ以外の目的の会員もいて、たとえば勤務先のメイド喫茶がコロナで閉業した女性はお客様に毎月手作りのお菓子などを贈るサービスを始め、その工房として使っています。また、無農薬で育てたトマトやバジルをソースにして販売するために入会した若い農家も」多様なシェアキッチンが今後も増えると小野さんは予測する。「今後はシェアキッチンで作った商品をシェア商店で売るなど、シェア同士でコラボする事例が増えると思います」24時間365日利用できるのも魅力。自分の生活に最適な形で新たなチャレンジができる。出産後に始めたジャム製造。現在は他のスタッフに引き継いで運営。シェアキッチンと同名のジャムとピクルスは、地元の食材を使用。“メイドが贈る焼き菓子便”として活躍する「Petrichor」さん。「焼菓子屋カトルカール」さんはシェアキッチンで理想の働き方を実現。月額1万2000円(月10時間利用)。《チカバ》東京都国立市富士見台1‐17‐25VIPビルB1近隣に系列店《ツインズ》も。本屋をシェア@渋谷書店“みんなで運営する新しい本屋”として「渋谷ヒカリエ」8階に開業した『渋谷書店』。「スペースはもちろん、接客して本を売るという書店員の業務も棚主でシェアしています」と話すのは管理人の横石崇さん。そもそも渋谷でシェア書店を始めるに至った経緯とは。「文化を発信するという点で、書店は“町”を形成する重要な役割を担っていると考えています。ただ昨今、町の書店が次々に閉業に追い込まれており、渋谷も例外ではなかった。そんななかで施設から空きテナントの話を聞いた時、数年前から各地で町の書店の店主が一丸となりシェア書店を営む事例を思い出し、渋谷でもやってみようと」そこで約40cm四方の棚を個人に貸し出し、さらに各棚主が店番をする仕組みを導入。棚主が店番できない場合は休業に。「当店は棚主が主体的に運営しています。客×本の出合いに加え、お客さんと棚主、棚主同士、さらには著者との繋がりも。また、棚主も6歳の女の子から80歳の方までいて幅広いです」結果、単に本を購入するだけでなく、人との出会いや交流などの価値を書店に求める真の本好きがこのお店には多いそう。「“偏愛”というテーマのもと棚主が選書しており、当店の130個ある棚にはそれぞれの思いが詰まっています。ある研究ではテクノロジーの発展が進むにつれて人は“平均的”になるそうですが、対極にあるのが偏愛ではないかと。偏愛や情熱こそが人の凸凹をつくり、それらが集まった空間は絶対に面白い。『渋谷書店』に携わる全ての人が、そう実感できる場所になればと思っています」130人の棚主の“好き”が詰まった棚が並ぶ。ぶらぶら歩くだけでも楽しい愛に満ちた書店。「渋谷コミュニティ書店」。コミュニケーション関連のビジネス本が並ぶ。気象予報士の試験対策本や気候に関する書籍を揃える「津村書店」。なかにはしゃっくりに関する絵本や小説を並べる「しゃっくり書店」も。来訪者と店主を繋ぐノート。感想やメッセージなどを自由に綴れる。一棚あたり月額4950円。東京都渋谷区渋谷2‐21‐1ヒカリエ8F営業時間は公式ツイッター@Shibuya_Booksをチェック。牛窪 恵さんインフィニティ代表取締役。マーケティングライターとしてメディア出演多数。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の客員教授も務める。小野 円さん70の仕事経験を経て、会員制シェアキッチン『おへそキッチン』を設立。新しい働き方を求め、教育・福祉に関わる非営利法人の代表理事も。横石 崇さん&Co.代表取締役。『渋谷書店』の管理人を務める。国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」発起人。※『anan』2022年9月21日号より。イラスト・naohiga取材、文・門上奈央(by anan編集部)
2022年09月14日モノも体験も感動も、みんなで共有して毎日を便利に楽しめる時代です。資源を大切に、そして想いを多くの人に届けるための“シェア”。定着してきたいまこそ知っておきたい、日常をより快適で面白くする最新のシェアライフ事情!この時代の“豊かさ”に必要な「人との繋がり」を作り直すこと。誰かと何かを分け合ったり、共有したり。そんなシェアライフが、いま新たな広がりを見せている。「これまでもカーシェアリングなど、主にモノのシェアはありましたが、いまは場所や時間、特技など、カテゴリーが多様化。しかも、ユーザーとしてだけではなく、自分が提供する側にも気軽になれるツールが増えています」(マーケティングライター・牛窪恵さん)こうした背景には、コロナ禍など社会の変化も影響しているよう。「何が起こるかわからない経験をしたからこそ、いざという時に助け合える人との繋がりに、豊かさの価値基準が置かれるように。また、シェアリングは新しいモノを作らず、廃棄もしないため、サステナブルな観点からも、支持が高まっているのだと思います」(社会活動家・石山アンジュさん)最新のシェアライフは、デジタルの力を活用するのが不可欠に。「いまはアプリなどのサービスが充実していて、豊富な選択肢の中から、自分が得意なこと、必要なモノを瞬時にシェアできる。自分らしい生き方を自分で編集するような感覚です」(牛窪さん)シェアライフをもっと楽しむための5つのコツ。1、“人生の転機”はシェアライフにトライする良いきっかけ。これまで引っ越しや転職は大きな決断だったが、シェアサービスを利用することで、柔軟にチャレンジできるように。「例えば住む場所は、月額数万円で全国のシェアハウスに泊まり放題といったサービスを利用すれば、お試し移住や、複数拠点生活も可能です。また、転職に関しては、スキルのシェアでまずは無理なく別の道を模索できる。こうした人生の転機を入り口に、シェアライフを始める手もあると思います」(石山さん)2、地域の繋がりを作る“コモンズ型”サービスに注目。コロナ禍のステイホームやソーシャルディスタンスを経て、いま改めて対面でのコミュニケーション欲求が高まっているという。「とくに地域や文化などの資源や価値観をシェアする“コモンズ型”のサービスは、地元志向の若い世代を中心に広がっています。例えば、地域の人たちが使えるシェアキッチンや、普段あまり使わない道具を近所の人同士で共有するなど、顔の見える交流で、困った時に助け合える関係性に」(牛窪さん)3、「名刺以外の肩書」を考えてみると、シェアできることがもっと多様に。シェアリングの中でも最近注目されているのが、スキルのシェア。「ユーザー側としてはもちろん、実は自分が提供できるスキルを持っている場合も意外とあるんです。名刺の肩書以外で考えられる、自分の特技や固有の経験は何なのか。料理のレシピ作りや服装のアドバイス、留学や旅行の経験などでもいい。シェアサービスの多様化により、それらを“スキル”として生かせる可能性があり、働き方の選択肢が広がります」(石山さん)4、大変なことをみんなでシェアしよう。子育てを例にすると、いまは夫婦共働きの世帯が多い中で、親御さんが遠方に住んでいる場合は、働きながら夫婦二人で育児をしなければいけません。でもそれを、子どもを預かり合うなど同じ境遇の人同士でシェアすれば、負担が減らせます」(石山さん)。「パートナーや友人間の決め事も、お互いの予定を共有できるアプリを使えばスマートに。都合のいい時に見てもらうくらいのフランクさで、シェアできます」(牛窪さん)5、新しい働き方を支援するサポートプランも。シェアワーカーとして働く場合は、会社員のような福利厚生や保障がなく、心配になることもあるのでは。「最近は、そういった不安を和らげるようなサポートプランも充実。比較的手頃な月額料金で、シェアワーカーのリスクに特化した損害賠償保険に入れたり、会社員並みに充実した福利厚生が受けられたりします。また、働き方に関する相談窓口で心配事もシェア。こうしたサポートをうまく活用するといいでしょう」(石山さん)ワタシたちのシェアサービス利用事情。さまざまなサービスが増えているなか、20~30代の女性たちの利用状況や意識を調査すべく、anan総研メンバーへのアンケートを実施しました。Q1、シェアサービスを使ったことがありますか?Yes…52%、No…48%シェアサービスを利用したことのある人は約半数。利用経験者はさまざまなジャンルのサービスを試している一方、使ってみたいけど不安もある…という人も多いよう。Q2、使ったことのあるシェアサービスは?(複数回答)移動手段のシェア(車・自転車・ライドシェアなど)…82%服やバッグのシェア…45%空間のシェア(オフィス・駐車場・民泊など)…27%家具や家電のシェア…18%スキルのシェア(副業・家事代行・手作り品の販売など)…18%外出先での“ちょい乗り”にも便利なシェアサイクルや、使わなくなったモノを気軽に出品できるフリマアプリなど、日常的に利用できるサービスの利用率が高い傾向だった。Q3、利用してみてよかったことは?不要になった服が定価の半額で売れたり、誰かに必要とされているんだなと感じられること。(26歳)対面でのやりとりがないから、時間にもしばられず全部スマホで完結すること。(32歳)ベビーベッドをレンタルした時、買うより安くて、廃棄もしなくていいのが大変便利でした。(31歳)車など維持費のかかるものや、使用期間が限られているベビー用品などをシェアすることで「コスパの良さ」を感じている人が多数。またライフスタイルに合わせて「使いたい時だけ使う」ことができるのも魅力。Q4、利用してみて困ったことは?シェアサイクルの利用時に困った際、どこに連絡してどうすべきか、対処法がわかりにくかった。(28歳)フリマアプリで神経質な方と接することがあると、ドキドキしてしまいします…。(36歳)カーシェアなどで、前の利用者がマナーを守らずに使っているなと感じた時。(22歳)オンラインで完結する手軽さが便利な一方、カスタマーサポートのわかりにくさやメンテナンスの不備に困った経験をした人が多かったよう。また「借りたい/使いたい時にない」という回答も目立った。牛窪 恵さんマーケティングライター、立教大学大学院客員教授。近著に『若者たちのニューノーマル Z世代、コロナ禍を生きる』(日経BP)など。『サタデーウオッチ9』(NHK総合)など、メディアでも活躍。石山アンジュさん社会活動家。シェアライフの提唱者であり第一人者。「シェアリングエコノミー協会」代表。デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師。著書に『シェアライフ』(クロスメディア・パブリッシング)。※『anan』2022年9月21日号より。イラスト・かりた取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2022年09月14日簡単に人間関係を崩してしまうお金。お金があれば不自由はしませんが、トラブルの元になることも。 今回は実際に募集した金銭トラブルエピソードをご紹介します!ルームシェアでなくしたもの…20歳になりたてのころ、同性の子とルームシェアをしました。お互いあまりお金に余裕がなかったため、決めたアパートは月の家賃が7万円の物件。お互い3万5千円の家賃で地下鉄徒歩10分の物件に住めるならと喜んで契約しました。しかし、2~3ヶ月したあたりから同居人の家賃の支払いが遅れだし、半年もすると部屋から出てこず、私が寝ているすきに外出するようになりました。1年ももたずにルームシェアは解消しましたが、当時家電製品はすべて私が購入したのに、夜逃げのように出て行った同居人が半分以上は勝手に持って行ってしまいました。(女性/パートアルバイト)なんで先輩の彼女の分まで!学生の頃のことです。1つ上の先輩とルームシェアしていました。はじめの頃は全ての費用を半分ずつ出していました。数ヶ月がたった頃、計算が面倒という理由で先輩が食費を、私が水道光熱費を出すことになりました。両方とも毎月同じ位の金額だったので、しばらくは問題ありませんでした。そして1年半程経った頃に、先輩に彼女が出来たのはよかったのですが、なぜか住みつくようになりました。当然、水道光熱費が女性1人分上がりましたが、私が水道光熱費を出すというルールは変わりませんでした。何度か交渉しましたが「最初に決めたルールだから」と、検討すらしてもらえませんでした。出典:lamireそして卒業と同時にルームシェアを解消しました。その後は、先輩とその彼女の結婚式に参加するか等の連絡がありましたが、全てスルーし、一切連絡を取り合うことがなくなりました。(男性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?「金の切れ目は縁の切れ目」と言うように、お金はトラブルの元になりやすいみたいです。お金の貸し借りをするときには慎重にしないといけませんね。以上、金銭トラブル体験談でした。次回の「金銭トラブル体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月11日女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。60回目は、ecocoメンバーの荒川昌子さん。今回はお得にシェアやレンタルできるサービスをご紹介します。エコなシェア・レンタルサービス【最近やってるecoなこと】vol. 60最近ではシェアやレンタルできるいろいろなサービスが増えています。所有しなくて良いのでおうちでの収納の場所も困らないし、必要な時に必要なものを借りられるので効率的。荒川さんは普段からシェアやレンタルを利用しているそうですが、今回は2つのシェア・レンタルサービスを紹介してくれました。KEITAN(ケイタン)手ぶらキャンプが楽しめる。キャンピングカー、キャンプ用品一式をレンタルしています。荒川さんキャンプにはトライしてみたいけど何回も行くかもわからないし、装備を今後揃えるにしても1度試したいなと思ったので「KEITAN」を利用しました。どれを選んでいいのかわからないし、テントなどは安いものをとりあえず買って結局ゴミを増やすのも嫌だなと思ったのがきっかけです。キャンプ初心者でも扱いやすくて、トレンドも程よく押さえているものをセットにしているので、とてもおしゃれで快適でした。自分で揃えていたら、よくわからないまま中途半端なクオリティのものを選んでしまい、夜もよく寝られずに子どもも不機嫌になっていたんじゃないかと思います(笑)。あと、手入れがちゃんとできずにカビさせて捨てるしかない、と落ち込む自分も想像できたので、テントを干したりせずそのまま返却できるのもとても楽でした。荒川さん仕事と育児が忙しく、アウトドア装備を調べて検討する時間もなかなか取れずに、キャンプへの挑戦までズルズル2年くらいかかったので、もっと早くレンタルすれば良かったです。いい思い出が気軽に作れ、無駄なゴミを出すこともなくいいことだらけでした。今後もキャンプ用品は買わずにレンタルをしばらく続けると思います。車や食器などもすべてレンタルしています。手ぶらキャンプ体験プラン¥33,000(大人2名分込み、キャンプ場代込み)追加の場合大人(中学生以上)1名追加5,500円小学生以下3,300円(寝具なし)他単品レンタルの場合は以下になります。BBQコンロセット5,500円焚火台セット5,500円子供寝具セット1,650円KEITANカーは7,480円〜(定員4人)借りたテントには最大5人泊まることができるので、グループで割り勘にすると使いやすいです。アイカサ傘のシェアシステムです。急に雨が降ってきた時などに便利。荒川さん突然の雨で外出先でビニール傘を買うこともあり、家に溜まってしまい嫌だなと思っていました。コンビニなどでカサをシェアできるサービスを見て、便利そうと思い利用するようになりました。アプリで置いてある場所を確認し、元の場所ではなくても「アイカサ」が設置されている場所に返せます。都内だとほとんどの駅をカバーしていて便利です。24時間70円、月額280円で使い放題プランもあります。普段パソコンなどで荷物が重く、折り畳み傘を持ち歩きたくないので、雨の時だけサクッと借りて返せるのはとても便利だなと思いました。借りられるのがビニール傘よりも耐久性のあるタイプなので、プラスチックゴミを増やす罪悪感を抱かないのも個人的には気持ち良いです。ーーシェアやレンタルサービスを利用することで、いつもと違う体験ができたり出会いがあります。荒川さんはほかにも布団のレンタルや、コンビニなどで借りられる充電器のレンタルなども利用しているそうです。また、車や自転車、家電、洋服、カバン、オフィスなどさまざまなシェアやレンタルが増えているので、購入する前にシェア・レンタルサービスを利用してみるのもおすすめです。荒川昌子東京都在住。店舗ディスプレイや撮影プロップのスタイリング、デジタルコンテンツのディレクションなど、出身地の静岡との2拠点で活動しています。小1男の子ママInstagram @macha515文・平野絢子 イラスト・宮本志保
2022年08月24日