「世界のムナカタ」の全容を紹介! 版画の可能性を拡大した立役者・棟方志功の大回顧展
として販売されるなど本人への注目度も高かったよう。幸福な作家人生の秘密はどこに?本物の熱量から感じて。
棟方志功《飛神の柵》(とびがみのさく)1968年棟方志功記念館
棟方志功《ホイットマン詩集抜粋の柵》「Perfections」》1959年(1961年摺)棟方志功記念館
棟方志功《華厳松》1944年躅飛山光徳寺
むなかた・しこう1903年、青森県に生まれる。1928年、油画《雑園》で帝展初入選。1932年以降、版画に道を定め、文士や民藝運動のメンバーと交流を深める。1956年、第28回ヴェネチア・ビエンナーレ国際版画大賞受賞。1970年、文化勲章受章。1975年没。
撮影:原田忠茂
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー東京都千代田区北の丸公園3‐1開催中~12月3日(日)10時~17時(金・土曜は~20時。入館は閉館の30分前まで)月曜休一般1800円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)
※『anan』2023年10月25日号より。
文・松本あかね
(by anan編集部)
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