山下幸輝、K-POPアイドルを目指した練習生時代に「何よりも心を鍛えられました」
と彼のことが好きなミミ(加藤ナナさん)、キッチンカーを運営する父・ジョージ(オギー・ジョーンズさん)と映画監督を目指す娘・カレン(小山璃奈さん)の物語。
迫りくる危機と試練に抗い、自分たちなりの愛を貫き通す登場人物たちの姿に、心揺さぶられる人間賛歌です。
ーー出演オファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。
山下さんお芝居を始めて1年弱ぐらいの頃にこのお話をいただき、素直にうれしかったです。不安もありましたが、ここからはじまっていくというワクワク感のほうが大きかったです。
ーー3つの物語が巧みに交差する、素晴らしい脚本でした。山下さんが脚本を読んで、惹かれたところは?
山下さん良いところへ向かっていたリヒトたちですが、大きな壁が立ちはだかります。その壁をそれぞれの個性で攻略していくところが、シモンへの愛を感じられて、良いなと思いました。
ーー海外での活動経験があるダンサーというところは、山下さんとリヒトの共通点ですね。
山下さん初顔合わせの際、監督は僕がダンスをやっていることをご存じでした。僕のことを「まっすぐなところがリヒトと共鳴している」ともおっしゃってくださって。