YOASOBI「この一年でかなりパワーアップした」 大活躍の2023年を振り返る
に関しては、リリース直後から僕もリアルタイムでサーチしていたので、すぐに大きな反響を感じていました。海外の方たちにも聴いてもらえたことは本当に嬉しい限りです。今年の夏に初めてアメリカでライブをしたときにも、お客さんたちがすごく一緒に盛り上がってくれて。待っていてくれたんだなということも感じましたし、それは「アイドル」の効果が大きかったのかなと思いました。
――9月には韓国のTV番組『M COUNTDOWN』で「アイドル」を披露したことも大きな話題に。ふたりも出演を楽しんだ様子。
ikura:日本の音楽番組とは雰囲気が違うので、面白かったですね。本当に「アイドル」という曲がいろんなところに届いて受け入れてもらえたんだというのを韓国でも実感しました。
Ayase:韓国にもいろんなジャンルの音楽がたくさんあるわけですが、そんななかでもK‐POPに特化した音楽番組に僕らが出させていただいて、しかも日本語で歌わせていただいたというのも、珍しいことだなと思います。ステージの組み方やカメラワークなども日本とは違っていて、まるで職場体験みたいで楽しかったです。
――また、YOASOBIはこの一年の活動を通じてアルバム形式よりもシングルでのリリースを制作活動の中心に置いたり、アリーナツアーでは観客による写真撮影がOKだったりと、世界に水準を合わせたスタイルを取り入れてきた。