高杉真宙「母親に『見せて』って泣いて懇願した」 川栄李奈と“学生時代に流行ったドラマ”を語る
今は、リアルであることがいいという風潮が強いですけど、必ずしもそうでなくてもいいんじゃないかと。展開に翻弄されながら、楽しんでほしいですね。
川栄:オークラさんはコントを書いていらっしゃるから、テンポが絶対に大事になってくる掛け合いが多いのも、らしいなって。
高杉:この取材の前にあった川栄さんとの本読みで、テンポがすごくきれいだと思った。
川栄:そもそも、オークラさんが書くセリフが言いやすいんです。
――ドラマを見られるプラットフォームが増えた今だからこそ、テレビで放送されるドラマを作るよさをどう感じますか。
川栄:私は子供の頃から毎朝、新聞のテレビ欄をチェックするくらい、テレビっ子だったんです。ドラマを楽しみに生きてるみたいな(笑)。
家族も好きだったので、家族団欒、気軽に見られるのがテレビドラマのよさなのかなって。
高杉:家族しかり、いろんな層に届くことに、テレビドラマの価値があるのかなって思いますね。
川栄:たくさんのドラマの中から見てもらうためにも、まずは“気になるドラマ”にならないと。高杉:演者は、いいものを作ること以外は、こうやって作品のよさを伝えることしかできないから。