岡山天音が「仲野太賀くんは“演技のカイブツ”だと思う」と語る理由
「生きているからにはいろんなことを味わわないともったいない」と気付いてから、どうしたら価値のある日常にできるのかを考えるようになりました。と言っても、まだ試行錯誤の日々ですが、「お芝居だけ鋭くできればいいんだ」という方向性からは変わってきているのを感じています。
―ちなみに、ツチヤにとってのお笑いくらい、ハマっていることはありますか?
岡山さん基本的に熱中することが好きなので、読書するとなったら、ずっと本を読み続けたりします。エンタメに関係するものはどれも好きですが、最近は人を見るのが面白いですね。昔だったら、時間があると台本と向き合ってばかりいましたが、いまはいろんな人と会うようになりました。
長く付き合いがある人でも頻繁に会うと知らなかった側面が見えたり、イメージと違ったりすることもあるので、それが見えるのが面白いなと感じています。しかも、相手の反応によって、自分自身の内側や根っこを知ることに繋がりますからね。ここ数年は、そんなふうに人間を“研究”するのが僕のブームです。
自分の好きなことの“奴隷”になっている人が好き
―そのなかで、「この人は“演技のカイブツ”だな」と思った方がいたら教えてください。