ドーム公演リハ中に…「ホッとしました」【直木賞候補】加藤シゲアキさん記者会見レポ!
12月14日、第170回芥川賞と直木賞の候補作品が発表!加藤シゲアキさんの最新書き下ろし長編小説『なれのはて』が、前作『オルタネート』に続き2度目となる直木賞候補作品となり注目を集めています。ここでは、発表当日に行われた会見の様子をお届け。一報を聞いた時の感想から、今作で取り上げた“戦争”というテーマに対する真摯な想いまでをレポートします。
「自分でもよくやったなと思う自信作です」
前作が直木賞候補作品に選ばれた3年前と同様、報道陣からの拍手とカメラのフラッシュに迎えられて記者会見場に姿を表した加藤さん。堂々としながらも、時に少しはにかんだような表情を見せる姿が印象的だ。
一報を聞いた時の心境を尋ねられると、「素直にすごく嬉しかったです。前作の『オルタネート』に続き2作連続で直木賞候補にしていただけることは大変光栄ですし、何より、家族や編集の方々など、皆さんが喜んでくださって。さすが直木賞だと、その力を改めて感じました」。
加えて、「ホッとしました」と、再び候補に選ばれたことに安堵した気持ちものぞかせる。
候補作に選ばれたことを知ったのは、NEWSで行う東京ドーム公演のリハーサル中だったそう。