くらし情報『二分化する世界…日本は“欧米”と“中国・ロシア”を繋ぐ役割を求められている?』

二分化する世界…日本は“欧米”と“中国・ロシア”を繋ぐ役割を求められている?

ananで連載中の堀潤&五月女ケイ子「社会のじかん」の特別編。欧米の先進国が世界を牽引する時代は終わりを告げ、中東やアフリカが勢いをつけ、世界は2つのアライアンスに分かれていく!?

アメリカと中国の枠組みの真ん中で、世界を繋ぐ。

二分化する世界…日本は“欧米”と“中国・ロシア”を繋ぐ役割を求められている?


2022年に起きたロシアとウクライナの戦争が今なお続いています。これにより明らかになったのは、国連の弱体化です。国連安全保障理事会は、そもそも自分たちが戦争当事国になるイメージを持ち合わせていませんでした。ロシアがウクライナに侵攻したときに、歯止めをかける機能を安保理が持っていないことに世界中が気づいてしまいました。国際秩序は乱れ始め、あちこちで武装勢力の活動が活発化しています。

最たるものがガザで起きているイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘です。
国連は’23年10月に人道的休戦を求める決議案を圧倒的多数で採択。ところがイスラエルは「テロリストを擁護するのか」と明確に拒否。さらに、グテーレス事務総長の辞任を要求しました。先進的な国が国連総長を非難するような事態が起こることを誰も想像していませんでした。そのイスラエルをG7が支援しています。国連の常任理事国は第二次世界大戦での戦勝国。

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