江原啓之「2024年を生きるためのヒントがある」 富士山にご縁がある神社からメッセージ
食べるために知恵を働かせ、悩む暇もなく体を動かしていた時代は、今ほど心を病む人はいなかったのでは」
地域の人々の暮らしや繁栄を見守ってきた神様。
境内では七五三参りに訪れる家族連れの姿も…。大歳御祖神社の主祭神は、大歳御祖命(おおとしみおやのみこと/お稲荷様である倉稲魂神〈うかのみたまのかみ〉の母神様)。「まさにこの静岡の街の発展や人々の暮らしを見守ってきたお宮ですね。城下町として栄えてきた街ですが、やはりお宮があるからこそ、門前が賑わうもの。
元々、信仰と繁栄というのは、深くつながっているものなんです」(江原さん)
麓山(はやま)神社
五穀豊穣に感謝して、衣食住を一から見直すことが必要。
山の恵み(木材や水利)を守護するお宮。春には“田の神”として豊穣をつかさどる。衣食住全般を守護する・大山祇命(おおやまづみのみこと)が主祭神。「そもそも神社は、人々の生活に根づいた場所。村祭りで五穀豊穣に感謝することに代表されるように、自然の恩恵を分かち合ってきたんです。そういう感謝を思い出し、いま一度、原点に返って“衣食住”を見直さないといけません」(江原さん)
神社にお参りするときは、木々への感謝も忘れないで。