『薬屋のひとりごと』壬氏役でブレイク中の大塚剛央、実は「ものぐさなんです」
ひとりの視聴者として本作を楽しみましたし、見応えがありました。
ーー特に印象に残っているシーンは?
大塚さん後宮を遠目で切り取っている映像は、ひとつひとつのカットに意味が込められているんです。例えば、梨花妃(リファヒ)が子どもを亡くして泣いているシーンでは、雨が降っています。ほかのシーンの映像も内容によって色を意図的に演出されているんです。それに気づいたとき、思わず「なるほど」という声が出ました。
ーー掛け合いのシーンを演じる際に、心がけていることは?
大塚さん掛け合いのシーンを演じる方と一緒に収録をしていて、その方のお芝居に反応するということは、僕がほかの役を演じる際にも大切にしているところです。
猫猫が壬氏になびかない様子は、猫猫を演じる悠木(碧)さんのお芝居に反応して演じました。高順(ガオシュン)とのやり取りで言えば、長年側にいてくれる相手に対するお芝居を小西(克幸)さんのお芝居を通して感じることができました。
ーー悠木さんのお芝居で特に印象に残っているところは?
大塚さん猫猫は常に感情をあらわにするキャラクターではありませんが、感情がぐっと上がったときの悠木さんのお芝居が印象に残っています。