『SPY×FAMILY』劇場版監督「観るたびに新しい発見があると思う」 制作秘話を明かす
TVアニメのSeason 1から助監督として関わってきた片桐崇さんにとって、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は初監督作品。人気シリーズの劇場版を任されたことは、一体どんな経験だったのか。作品完成直後に、お話を伺いました。
プレッシャーだらけの初監督作、「相当頑張らねば…」と覚悟。
TVシリーズの助監督を経て、今回劇場版では監督に抜擢された、片桐崇さん。原作もTVアニメも大ヒットという作品を任せたい、と言われたときには、一体どんな思いがよぎったのでしょうか。
「劇場版を作るという話は、構想としては実はけっこう前からあったので、ある日突然“やってくれ!”と言われたわけではないんです。そんな頃から、“もしかしたら、メインでやってもらうかも…”みたいな感じでの予告があったので、心の準備にはけっこう時間をかけることができた気がします。
とはいえ、TVシリーズの反響は日ごとに大きくなり、結果的に人気もとても大きくなりました。ということは、劇場版への世間からの期待も相当大きくなるだろうな…というのを予想できるわけで、これは相当頑張らねば…と思いましたね」
人気の作品で、しかも初監督。