「ご冥福」はNGワード? 【お葬式マナー】使ってはいけない「お悔やみの言葉」とは
3.「ご冥福をお祈りいたします」は要注意
「ご冥福をお祈りいたします」は、遺族が不快になる場合があるため注意が必要な言葉です。この言葉は遺族に使うのではなく、故人に使う言葉とされています。亡くなった人の死後の幸せを祈る気持ちを表し、故人が冥土に旅立ってから、幸福な場所へ行き着くように願う思いを伝えたいときに適しています。「故人様のご冥福をお祈りいたします」や「心より〇〇様のご冥福をお祈りいたします」と、故人に心を寄せながら遺族に声をかけましょう。
宗派によって使えない場合もある
浄土真宗やキリスト教の場合は、「ご冥福をお祈りいたします」という言葉を使わないため覚えておきましょう。「冥福」という概念のない宗教・宗派もあるため、不明な場合は使わずにできるだけ他の言葉を使うとよいでしょう。
NGマナー遺族に言ってはいけない忌み言葉
NG1.「大往生(だいおうじょう)」
大往生は、長生きをした故人様に対してよく使われる言葉ですが、ご遺族以外が使うのはマナー違反です。遺族や身内が「故人が寿命を全うできて幸せだった」と感謝の意味を込めて使う言葉ですので気をつけましょう。
お悔やみの気持ちを込めて使ったとしても、ご遺族が「亡くなっても問題のない年齢だった」